膳所高等学校の教育目標
- 教育の特色
- 藩校「遵義堂」の精神を受け継ぎ、今年度で創立125周年を迎える歴史を持つ伝統校です。2007年10月、新校舎およびグラウンドが竣工しました。文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定校。京都大学や滋賀医科大学との間で高大連携に関する協定を締結し、大学キャンパスにおいて膳所高校生を対象とした特別授業を開講しています。
- 教育理念
- 「遵義力行」の精神を受け継ぎ、高い理想を掲げ、未来を創造する。
・遵義・・・誠実な心で、真理と正義を追求し、人類の未来に貢献しよう。
・力行・・・自主・自律を尊び、心身を鍛え、高い理想に向かおう。
正しい道に寄り添い遵(したが)うことを意味する「遵義」の精神と、自らの志の実現に向かって逞しく努力を重ねる「力行」の姿勢は、膳所高校生の生き方を貫く指針となるものです。この校訓を胸に、世界の各分野で第一線に立って活躍するリーダーを育てるよう膳所高校の教育計画は立てられています。
また、教育方針として次の3点をあげています。
1.教科等の学習、特別活動、部活動等の全てを大切にする。
2.主体的に進路を決定し、進路希望を実現して、自己実現ができるよう図る。
3.人格形成に力を注ぎ、感性を豊かにし、人権尊重の精神を培う。
膳所高等学校の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 多くの教育・文化施設が集まる琵琶湖畔の文教地区・膳所は、かつては東海道の城下町として栄え、松尾芭蕉が遺言により墓所をこの地に定めるなど、古来より多くの文人墨客に愛された、歴史のある町です。2002年(平成14年)には、膳所高校の校地内から奈良時代に聖武天皇が宿泊した「粟津頓宮」の遺跡が発見されました。江戸時代に膳所藩の藩校「遵義堂」ゆかりの地に本校の前身である滋賀県第二尋常中学校が1898年に創立されて以来、毎年咲き続けてきたという桜は「遵義の桜」と呼ばれ、膳所高校の校章の由来ともなっています。
- 設立年
- 1898年