お茶の水女子大学附属高等学校の教育目標
- 教育理念
- ●スクール・ミッション(社会的役割)
本校は、お茶の水女子大学に附属した女子のみの全日制課程普通科の高等学校として高等普通教育を行う。また、高等学校教育の理論および実際に関する研究並びにその実証をするとともに、お茶の水女子大学の教育研究に協力し、学生の教育実習にあたる使命を担う。
●グラデュエーション・ポリシー(育成を目指す資質・能力に関する方針)
本校は、次のような資質・能力・態度を身につけた女子の育成に努める。
1.基礎・基本を重視し、広い視野と確かな見方・考え方を持つ生徒を育てる。
2.自主・自律の精神を備え、他者と協働していくことのできる生徒を育てる。
3.社会において有為な教養高い女性を目指し、真摯に努力する生徒を育てる。
●カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)
本校は、次のような方針に基づいて教育課程を編成し実施する。
1. 1・2年生では幅広い領域の科目を必修科目とする。さらに1・2年生での基盤の上に、3年生では進路・興味・関心に応じて幅広く選択科目を配置する。
2. 大学に附属した高等学校であることの特色を生かし、大学と連携してカリキュラムを編成する。 - 教育の特色
- ■自主自律の精神
女子だけの和やかかつ率直で活気に満ちた雰囲気の中、生徒たちは自主自律の精神を学びながら、学業だけでなく、学校行事や部活動にも積極的に取り組んでいます。卒業生たちも、本校で培った自主自律の精神を社会の各分野で発揮し活躍しています。
■知の継承と創造
創立140年を超える伝統の上に築かれた知的資源を継承しつつ、現代を見つめ、これからの社会で力を発揮できる女性の育成を目指します。留学生の受け入れや、海外の高校生との交流も行っており、国際的な視野を広げます。
■360の輝く個性
本校は、国立の高等学校の中で唯一の女子高校です。
個性化、多様化が叫ばれる今日、教育の多様な選択肢の1つとして、本校の存在があります。全校生徒360名という小規模校の特性を生かし、生徒一人一人がさまざまな場面で個性を発揮し、その能力を開花させています。
お茶の水女子大学附属高等学校の周辺環境・生徒数ほか
- 生徒数
- 男子0名 女子363名(2024年4月現在)
生徒は附属中学校からの入学者と、他の中学校からの入学者とによって構成される。
普通科 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
1年 | - | 122名 |
2年 | - | 118名 |
3年 | - | 123名 |
- 併設校/系列校
- お茶の水女子大学、お茶の水女子大学附属幼稚園、お茶の水女子大学附属小学校、お茶の水女子大学附属中学校、保育施設(いずみナーサリー)
- 設立年
- 1882年