立教英国学院高等部の教育目標
- 教育理念
- 立教英国学院は、日本で最初の私立在外教育施設として、英国国教会の支援を受け、1972年に現在地(英国ウェストサセックス州)に設立されました。
1.日本人子女のため、日本の学校教育法に準拠した教育の機会を提供する。
2.日本の青年男女に、英国での研修の場を提供し、適切な指導・助言を与える。
3.日本の伝統技芸・芸術の紹介、スポーツ交流を通して、英国の人々との精神的交際の場を設け、日英文化交流に寄与する。 - 教育の特色
- 1.生徒と教員が毎朝のチャペルでの礼拝や1日3度の食事を共にしながら、大きな1つの家族として生活し、共に理想の学校を目指して努力する。生徒たちは、日本を離れ、親元を離れて、全寮制の生活を多くの仲間たちと共におくりながら、自然に他者を思いやる心を育んでいきます。教員はその生徒たちを24時間いつも見守り、ある時は優しく手を差し伸べ、ある時は厳しく指導します。そのため生徒数に対する教員数の比率は、生徒6人に教員1名という他のどの学校よりも充実したものとなっています。
2.英国にある利点を最大限に生かし、現地の教会の日曜礼拝への出席や、英国人による英会話の授業はもちろん、近隣の学校との文化・スポーツ交流や地域社会とのふれあいを通して、真の国際人を育成する。開校以来守られている英国式のテーブルマナーによる3度の食事や、朝起きたあとのベッドメイキングなど、本校の国際人としての実践は身近な日常生活から始まっています。言葉の上の単なる流行としての「国際化」とは異なる、歴史と実践に裏打ちされた国際教育が本校では確立されています。
立教英国学院高等部の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 美しい自然の中、安心して学べる環境。
「イギリスの庭」と呼ばれる緑豊かなカントリーサイドにある立教英国学院。生徒たちは牧草地に囲まれた大自然の中で、一年の半分以上を過ごします。牛や羊が草を食み、リスが小枝の上を走り、ウサギがキャンパスを駆け抜ける、そんな四季折々の風景が知らず知らずのうちに子供たちの情緒を安定させ、穏やかな人格形成につながります。そこにいるだけで癒される自然環境は、同時に最高の学習環境をも提供してくれます。このキャンパスに最初に足を踏み入れた時の感動は、豊かな大自然の息吹とともに生徒一人一人の中に脈々と生き続けています。
- 併設校/系列校
- 立教大学、立教池袋中学校・高等学校、立教新座中学校・高等学校、立教小学校、立教女学院、香蘭女学校
- 設立年
- 1972年