陸上自衛隊高等工科学校の教育目標
- 教育理念
- 『技術的な識能を有し、知徳体を兼ね備えた伸展性ある陸上自衛官としてふさわしい人材を育成する。』という理念のもと、陸上自衛官を育成する学校です。本校の生徒は特別職国家公務員となります。3年間の教育は、普通科高校と同様の教育を行う「一般教育」、工業高校に準ずる専門的技術の教育を行う「専門教育」、陸上自衛官(陸曹候補者)として必要な防衛教養や各種訓練を行う「防衛基礎学」を主な教育として行います。
卒業生は全国の部隊や海外において陸上自衛隊の中核として幅広い分野で活躍しています。中には防衛大学校へ進学し幹部自衛官として活躍している卒業生や航空自衛隊又は海上自衛隊の航空学生へ進みパイロットとして活躍している卒業生もいます。 - 教育の特色
- 本校では、将来陸上自衛官となる生徒に対し、必要な知識・技能等を修得させるため、神奈川県内の普通科高校と同等の教育(一般教育)を行います。また、3学年修了時には提携校である神奈川県立横浜修悠館高等学校(通信制)の卒業資格を取得することできます。
※詳しくは本校へお問い合わせ下さい。
1, 高度なテクノロジー教育
多くのハイテク装備品を保有する陸上自衛隊で整備・運用の中心となって活躍する専門技術者を育成するため、テクノロジー教育を重視したカリキュラムを設定。
2, 充実した待遇
高等工科学校の生徒には、特別職国家公務員として月額117,900円(令和6年1月現在)の生徒手当と年2回の期末手当が支給されます。他にも、福利厚生など整った環境で学ぶことができます。
3,拓ける将来への道
各種技術の専門教育や訓練は、その後の陸上自衛隊としての活躍に直結します。他にも、3学年を修了(見込みも含む)すると、防衛省に設置されている防衛大学校、防衛医科大学校、航空学生の受験が可能です。
陸上自衛隊高等工科学校の周辺環境・生徒数ほか
- 周辺環境
- 本校が所在する武山駐屯地は、陸・海・空の3自衛隊が所在する駐屯地であり、葉山御用邸も近い風光明媚な場所です。
- 生徒数
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1年(男子):約330名/2年(男子):約330名/3年(男子):約330名
コース別教育は3学年で実施。理数専修コース(1コ)、システムサイバー専修コース(1コ)、AI・ロボティクス専修コース(1コ)、国際専修コース(3コ)、教養専修コース(5コ)
- 設立年
- 2010年