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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

地域産業の振興を担うエンジニア育成を目標とする山形県立寒河江工業高校。地域のための活動の中で、機械科3年生の有志12人が進めているのが、温泉熱を熱源とする「低温度差スターリングエンジン」の開発だ。
12人の3年生は、東日本大震災の被災地の状況を知った際、月山などの山々に囲まれ、雪の多い寒河江市のエネルギーを確保するにはどうすべきかを考えた。そこで着目したのが2011年度の3年生が手がけていた、熱交換によりエネルギーを取り出すスターリングエンジンだ。2012年4月から、地元寒河江温泉の100度以下の温泉熱からエネルギーを得られるよう、改良を重ねてきた。
今回開発した「低温度差スターリングエンジン」は、温泉熱を伝える加温プレートと冷却プレートにより空気を膨張、収縮し、その圧力の変化でピストンを上下させることでシャフトに固定した円盤を回転させ、エネルギーを生み出す仕組み。500点を越える部品の多くが生徒の手作りで、アイデアを出し合いながら工夫を重ねてきた。
昨年12月には動作実験を実施。温度差30度のままで、回転数50rpmから70rpmまで上昇したことを確認した。
当面の目標は、取り出した動力を電気エネルギーに換える発電装置を作り、電飾を灯すことで、将来的には市内で活用できるエネルギーにしたいと、意気込んでいる。
12人の3年生は、東日本大震災の被災地の状況を知った際、月山などの山々に囲まれ、雪の多い寒河江市のエネルギーを確保するにはどうすべきかを考えた。そこで着目したのが2011年度の3年生が手がけていた、熱交換によりエネルギーを取り出すスターリングエンジンだ。2012年4月から、地元寒河江温泉の100度以下の温泉熱からエネルギーを得られるよう、改良を重ねてきた。
今回開発した「低温度差スターリングエンジン」は、温泉熱を伝える加温プレートと冷却プレートにより空気を膨張、収縮し、その圧力の変化でピストンを上下させることでシャフトに固定した円盤を回転させ、エネルギーを生み出す仕組み。500点を越える部品の多くが生徒の手作りで、アイデアを出し合いながら工夫を重ねてきた。
昨年12月には動作実験を実施。温度差30度のままで、回転数50rpmから70rpmまで上昇したことを確認した。
当面の目標は、取り出した動力を電気エネルギーに換える発電装置を作り、電飾を灯すことで、将来的には市内で活用できるエネルギーにしたいと、意気込んでいる。
(2013年2月掲載)


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