京都府　西乙訓高校　生徒会のみなさんの善きことニュース

福知山豪雨災害被災地の復旧を願い、義援金を寄付

京都府　西乙訓高校　生徒会のみなさん

「城とスイーツのまち」京都府福知山市。台風１８号の豪雨災害から１年もたたない今年８月、台風１１号や記録的豪雨によって再び大きな被害を受けた。浸水家屋は昨年の１０９０棟の２倍以上の２５０７棟と、近年の水害の中では突出した被害という。

京都府立西乙訓高校の生徒会は、２年続いた福知山市の豪雨被害状況を知り、「少しでも役に立ちたい」「自分たちにできることをしよう」と考え、募金活動を実施することにした。

同校の生徒会は、決めたらすぐ実行が信条。義援金募集のポスターを制作し、９月２０日と２２日の放課後、募金箱を持って同校生徒に呼びかけると、多くの生徒が協力し、１万５０１円を集めることができた。

そして１０月１７日、生徒を代表して生徒会役員が京都府山城広域振興局を訪れ、義援金を寄託した。

今回の募金活動を推進した生徒会員は、「生徒みんなの気持ちを込めて寄付した」「高校生でもこういう形で被災地や被害者を支援できる。同年代の人にも知って欲しい」と真剣なまなざしで訴えていた。
（2014年12月掲載）