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善きことをした高校生達
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地元食材で「さが究極のお茶漬け」3種考案 唐津市内の旅館で提供
佐賀県 唐津南高校 生活教養科3年生「FINM(ふぃんも)」のみなさん
>この学校を詳しく知ろう佐賀県立唐津南高等学校生活教養科の3年生4人のグループ「FINM」は、2年前、「佐賀のおいしさを伝える」をコンセプトに、県特産品の米と海苔、茶を使ったお茶漬け「さが究極のお茶漬け」を考案。同県主催の「佐賀さいこう!企画甲子園2020」で発表し、企画賞を受賞した。県では実効性が高く優秀な企画として高く評価。佐賀の美味しさをお茶碗1杯で伝える「さが究極のお茶漬け」の実現化へ、動き出すことになった。
まず4人が始めたのは、メニューの改良。県内各所の生産者を訪問し、田植えや稲刈り体験、唐津茶の茶摘みや海苔工場視察などお茶漬けの土台となる米・茶・海苔について学習。自然薯や梅、しらすなどの具材選びを通して、生産者ならではの美味しい食べ方などを教わり、メニュー開発の参考にしたという。
次に取り組んだのは、具材同士のバランスやお茶との相性、食材の切り方や盛り付けの工夫などで、試作と試食を重ねたという。中でもお茶は緑茶・ほうじ茶・玄米茶と種類を変えながら、具材の味とバランスが良く、美味しいと感じる組み合わせを発見し、「自然薯と海苔」、「梅としらす」、「唐津Qサバ」の3種類のお茶漬けを開発。試食会に参加した唐津市旅館協同組合員のプロ視点の具体的な助言を生かしながら、今秋完成させた。
10月14日から12月末まで唐津市内10の旅館で、それぞれ1種のお茶漬けが提供されている。
佐賀を訪れた方に食べてもらいたいと思い、活動を続けてきたという4人は、「さが究極のお茶漬け」をきっかけに、佐賀と唐津の美味しいものや魅力を知ってほしいと話していた。
(2022年12月掲載)
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