長野県 佐久市立野沢小学校 | 御嶽山噴火被害の山小屋へ いなご取りの収益で復興応援 | 善きことをした小・中学生達 - 日本の学校

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御嶽山噴火被害の山小屋へ いなご取りの収益で復興応援

長野県 佐久市立野沢小学校 全児童のみなさん

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昨年9月末、佐久市立野沢小学校の児童が、秋の伝統行事「いなご取り集会」を実施。1時間ほどで約7.6キロのいなごを捕まえた。例年、学校で食べる分を除いたいなごを業者に販売し、図書館の本の購入資金などに充ててきたが、数年前から国連児童基金や豪雨災害で被災した広島市の小学校に寄付してきた。

今回は6.3キロ分を業者に販売して得た収益金2万3500円の贈り先を、児童会を中心に検討。一昨年9月に起きた御嶽山噴火災害の影響が今も残る山小屋連絡協議会に義援金として贈った。

同校は浅間山麗にあって、子どもたちは日頃から噴煙を見ており、昨年6月には山頂火口で小規模の噴火もあったことから、「ひとごととは思えない」と寄付することを決めたという。

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そして児童たちは、義援金の他に「大自然の再生と復興を応援します」「少しでも心の支えになれれば」などのメッセージをしたためた模造紙も同封した。

児童からの義援金とメッセージを受け取った山小屋連絡協議会は「本当にありがたい」「思いが伝わってきて、すごくうれしい」と話し、「心温まる、力強いメッセージに心から感謝したい。復興に取り組み、二度と災害を繰り返さないようにするつもり。将来、皆さんを御嶽山に招待したい」と礼状を送った。児童会担当の教諭は「子どもたちが卒業してからでも、ぜひ一度連れていきたい」と話している。
(2016年1月掲載)

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