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善きことをした小学生達
世のため、人のために立派な行いをしている小学生達を紹介します。
小学生達の活躍を、ぜひご覧ください。
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1954年開校の近畿大学附属小学校は「人に愛される人、信頼される人、尊敬される人になろう」を理念に、やさしく、思いやりがあり、最善を尽くし周りの人々を、社会を明るく照らす児童の育成に努めている。児童も年間を通して社会に役立つ活動を実践。そのひとつが毎年春に2、3年生が実施する「吉野の桜募金運動」だ。
春に約3万本もの桜の花が咲き誇る奈良県吉野の自然を守るための活動で、13回目となる今年は、4月19日から22日までの4日間、2年生と3年生が同校正門前に立ち、登校する児童や教員、保護者に協力を呼びかけた。毎春の恒例であり、かつて活動した上級生など多くの児童が寄付した。集まった義援金は、2・3年生が参加する宿泊学習「吉野学舎」の際に、児童代表から「吉野の桜を守る会」に寄贈される。
一目千本桜といわれる吉野山には、古来桜のシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集している。しかし近年、ウメノキゴケやナラタケ菌類の繁殖などの影響で、立ち枯れなどの被害が目立つようになってきており、地元吉野町の住民を中心に桜を守る活動に力を入れている。
児童たちは、この募金活動を通して、みんなで協力し合うことが大きな力になることや、お金の大切さ、人の心の温かさなどを学んだといい、今後も、吉野の桜の保護・育成に貢献して行きたいと話している。
春に約3万本もの桜の花が咲き誇る奈良県吉野の自然を守るための活動で、13回目となる今年は、4月19日から22日までの4日間、2年生と3年生が同校正門前に立ち、登校する児童や教員、保護者に協力を呼びかけた。毎春の恒例であり、かつて活動した上級生など多くの児童が寄付した。集まった義援金は、2・3年生が参加する宿泊学習「吉野学舎」の際に、児童代表から「吉野の桜を守る会」に寄贈される。
一目千本桜といわれる吉野山には、古来桜のシロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が密集している。しかし近年、ウメノキゴケやナラタケ菌類の繁殖などの影響で、立ち枯れなどの被害が目立つようになってきており、地元吉野町の住民を中心に桜を守る活動に力を入れている。
児童たちは、この募金活動を通して、みんなで協力し合うことが大きな力になることや、お金の大切さ、人の心の温かさなどを学んだといい、今後も、吉野の桜の保護・育成に貢献して行きたいと話している。
(2022年5月掲載)




1874年創立の長門市立通小学校。約150年の歴史の中で児童は地域との交流を深め、地元を愛する心を育んできた。
児童は、1985年から通鯨唄保存会の指導を受け、通地区で歌い継がれる「通鯨唄」(長門市無形民俗文化財)の伝承活動に取り組んできた。
「通鯨唄」は、古式捕鯨が盛んだった北浦捕鯨の基地として栄えた通浦で、400年ほど前から捕鯨の季節に作業場や宴席で歌われた労働歌、祝い歌で、鯨太鼓を中心にまるく座り、両手をすり合わせながら歌うのが特徴で、鯨への感謝と哀悼の想いが込められている。
児童は、学習発表会や「通くじら祭り」などで披露しており、その力強い歌声は地域の人々から高い評価を得ている。
同校では、1990年から3学期に6年生が、下級生へ鯨太鼓のばちと法被が受け渡す「鯨唄引き継ぎ式」を開催しており、今年も2月25日に全校児童、通鯨唄保存会、地区住民、教職員が参加して実施された。式では、はじめに児童全員が鯨唄「祝え目出度」と「朝のめざめ」を歌い、続いて引き継ぎを行った。6年生の代表が、指導を受けた通鯨唄保存会に感謝の気持ちを伝え、下級生に「通伝統の鯨唄を守り続けてください」と励ましの言葉を贈った。ばちと法被を託された下級生の代表が「先輩方の思いを引き継いでいきます」と応え、1~5年生だけで「祝え目出度」を大きな声で歌い上げた。
小学校生活最後の鯨唄を歌った6年生たちは「鯨唄は通の宝。守り続けたいという思いで練習してきた。大人になっても歌っていきたい」といい、「下級生は自信を持って歌い続けて欲しい。頑張って」とエールを贈っていた。
児童は、1985年から通鯨唄保存会の指導を受け、通地区で歌い継がれる「通鯨唄」(長門市無形民俗文化財)の伝承活動に取り組んできた。
「通鯨唄」は、古式捕鯨が盛んだった北浦捕鯨の基地として栄えた通浦で、400年ほど前から捕鯨の季節に作業場や宴席で歌われた労働歌、祝い歌で、鯨太鼓を中心にまるく座り、両手をすり合わせながら歌うのが特徴で、鯨への感謝と哀悼の想いが込められている。
児童は、学習発表会や「通くじら祭り」などで披露しており、その力強い歌声は地域の人々から高い評価を得ている。
同校では、1990年から3学期に6年生が、下級生へ鯨太鼓のばちと法被が受け渡す「鯨唄引き継ぎ式」を開催しており、今年も2月25日に全校児童、通鯨唄保存会、地区住民、教職員が参加して実施された。式では、はじめに児童全員が鯨唄「祝え目出度」と「朝のめざめ」を歌い、続いて引き継ぎを行った。6年生の代表が、指導を受けた通鯨唄保存会に感謝の気持ちを伝え、下級生に「通伝統の鯨唄を守り続けてください」と励ましの言葉を贈った。ばちと法被を託された下級生の代表が「先輩方の思いを引き継いでいきます」と応え、1~5年生だけで「祝え目出度」を大きな声で歌い上げた。
小学校生活最後の鯨唄を歌った6年生たちは「鯨唄は通の宝。守り続けたいという思いで練習してきた。大人になっても歌っていきたい」といい、「下級生は自信を持って歌い続けて欲しい。頑張って」とエールを贈っていた。
(2022年4月掲載)



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