海洋生物学科
飼育・養殖・調理・加工・観光・レジャー・環境学・水産ビジネスなど
「さかな」に関するすべてを総合的に学ぶ
海洋生物学科の特長
- 学べる内容
-
カリキュラムの4つの柱
■漁業
さかなを獲る、育てる
海洋資源が激減する中、“育てる漁業”としてその重要性が増している「養殖」学を中心に、漁業全般について学習します。さまざまな食用魚の飼育はもちろん、飼料開発から始めるブランド魚の育成にもチャレンジ。GPSや水中ドローンを使った最先端漁法についても学び、地元企業の協力のもと、実際の漁も体験します。
■調理・食品学
“食”としてのさかなを学ぶ
獲れたさかなをさらに価値あるものにするのは「調理技術」。ここでは、魚種に合わせたさまざまな調理法を学び、天然魚と養殖魚の味の違い、飼料や育て方による養殖魚の味の違いを体感します。また、市場の仕組み、食卓に届くまでの流通、缶詰や練り物といった水産加工品など、食品ビジネス全般についても幅広く学習します。
■鑑賞・レジャー
さかなの魅力を体感、発信する
堤防、河川、湖沼、さまざまなロケーションでの「釣り」を体験し、多彩な魚種や釣り具への理解を深めます。また、観賞魚の飼育や水槽レイアウト、水族館についても学習。「さかなという存在はなぜ、私たちの心を豊かにしてくれるのか」「これからの時代に、その魅力をさらにより良いカタチで発信するにはどうすべきか」について考察します。
■環境
ヒトとさかなの共生を目指す
さかなの生態系や環境について、実地での研修を交えながら学習します。海に行き、森に行き、磯や川辺の水生生物を定期観測すると、今、生息環境に何が起こっているのかが見えてきます。豊かな生態系環境とはすなわち、ヒトにとっても豊かであるということ。さかなと私たちが持続的に共生するために何が必要かを考えます。もっと見る
- 独自の教育体制
-
■地元の企業団体との連携で学ぶ
学校のある三浦市三崎は関東では重要な漁業地点で、漁港、市場、水産企業はもちろん、水産研究機関や遊漁施設などが多数集まっています。教室内の授業を飛び越えて、地元の企業団体との連携授業を行うことで、より実践性の高い技術と知識を習得できます。
もっと見る
- 環境
-
■さかなを学ぶのに最良な環境
貴重な水生生物の繁殖場所である小網代の森や、釣りの有名スポットがある城ヶ島、マリンスポーツが盛んな小網代湾など、学校周辺にはさかなに関連した学習スポットが多く点在しています。普段の授業における定期的なフィールドワークが可能な立地環境です。
もっと見る
- 講師
-
■さまざまなさかなのプロによる専門的な授業
魚類、生態学の研究者が魚類学の講師に、水族館の勤務経験があり、さかなの飼育技術に長けている講師が飼育科目を教えます。
もっと見る
- 就職指導
-
■進路担当スタッフが常駐してサポート
企業と学生をつなぐ進路担当スタッフが常駐し、企業と学生のそれぞれの希望が叶うようにしっかりマッチングしていきます。
もっと見る
- 卒業後の進路
-
■さかなに関連する幅広い業界をめざせる
養殖企業、水族館スタッフ、釣り具メーカー、漁師など、さかな学に関連した幅広い業界をめざすことができます。
もっと見る
- 施設設備
-
■新校舎が2022年夏完成。毎日さかなに触れる充実の施設
●2階建ての校舎
2階には講義の教室、1階は飼育実習室や数多くの水槽を設置しています。校舎は天井が9メートルと高く、高潮などの際は2階へ避難できるようになっています。
●在学中から現場さながらの施設設備で学べる
飼育と調理加工の実習教室ではプロの現場で使われている機材を設置。在学中から現場さながらの環境で学ぶことにより、どの業種にでも対応できる即戦力を身につけることができます。もっと見る
海洋生物学科の概要
- 定員48名
- 修業年数 3年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費160万円
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・水産学
- ・観光学
- ・商学
目指せる職業
- ・漁業
- ・水産技術者・研究者
- ・販売・接客・サービス
- ・水族館スタッフ
- ・営業
- ・調理師
- ・レストランスタッフ
- ・リゾートスタッフ