桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻の詳細情報

とうほうがくえんげいじゅつ

桐朋学園芸術短期大学

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芸術科 演劇専攻

幅広い教養と実践力を身につけた舞台芸術のプロになる。実技と理論の実践でプロの俳優を育成する

演劇専攻の特長

カリキュラム

戦後の演劇界に多くの逸材を輩出したことで知られる俳優座養成所を前身とし、千田是也、安部公房、田中千禾夫という日本演劇界の巨星たちにより、専門俳優を大学で養成する目的をもつ日本で初めての教育機関として、1966年に創設されました。劇団の養成機関のように演技指導に力点を置くだけではなく、プロの俳優・表現者に必要な実技訓練に支えられ、幅広い教養と視野を兼ね備えた俳優の育成を目指しています。

■4つのセメスターで、目標を明確にしたきめ細かい指導
本を読む力を養い、想像したことを実際の動きにかえられる身体を鍛え、そして集団で舞台芸術をつくる協働の力を育成するカリキュラムです。2年間を4つのセメスターに分けることで、目標を明確にしたきめ細かい指導を展開。系統的に基礎から学び、ステップごとにプロの演劇人へと近づいていきます。
<STEP1/1年前期>
俳優としての基礎を学び、方向性を定める「動機づけ」の時期。7月には演技発表会を行い、適性と希望に沿って授業を選択します。
<STEP2/1年後期>
各自の選択で専門分野の基礎を学ぶ「実践」の時期。12月に演技発表会を行い、伝わる身体表現と多様な感情表現を習得し、即戦力として活躍するための技術を習得します。
<STEP3/2年前期>
自らの表現をプロレベルまで高める「向上」の時期。7月に実技公開試験を行います。他者が観て、感動する表現を習得します。
<STEP4/2年後期>
学んだ知識や技術の集大成を「総合化」する時期。11月試演会、2月卒業公演を行い、観客の前で演じることで、役を完成させていきます。

■表現の領域を広げる2つのコース
演劇専攻は、ストレートプレイコースとミュージカルコースを設けています。1年後期から専門性の高い授業を進めていく中で適性と志向を見極め、2年前期にコース分けを行い、後期にはコースごとの劇上演実習に取り組みます。

□ストレートプレイコース
「舞台俳優としての基礎となる声と身体を使った表現を学ぶ」
台本に書かれたことばを大切にしてつくられるのが演劇です。ことばを魅力あるものにする武器が役者の声、身体です。なにもない舞台に役者が進み出て、一言発するだけで演劇は成り立つのです。そのとき、ことばが舞台表現で最も重要なことがわかります。ストレートプレイコースでは、さまざまな体験が求められます。俳優としての表現力やその基礎となる力をいろいろな方法で自分のものにしていきましょう。

□ミュージカルコース
「演技力や歌唱力をはじめ、ミュージカル俳優としての基礎を学ぶ」
演劇はにぎやかに、そしてときには静かに現実世界の本質や、人間の本質を描き出しますが、その中でもとびっきりの夢の世界を見せてくれるのがミュージカルです。演技と音楽とダンス。ストーリーがその真ん中をつらぬいて高め合う良質のエンターテインメント。ミュージカルコースでは、その夢の舞台をつくるための演技力と歌唱力とダンスの力を鍛えます。そしてミュージカル俳優に求められる幅広い力を実際的な訓練で身につけていきましょう。

■専攻科演劇専攻<2年間>
「さらに2年間、高度な専門教育で実践力を養う」
専攻科演劇専攻は、1968年に設置され、高度な専門教育により演劇界に多様な人材を輩出してきました。2年間のカリキュラムはプロの演劇人にとって必要な科目を網羅し、高度な専門教育を展開しています。創設50周年を機に、カリキュラムをさらに充実し、多彩な科目を新たに増設しました。専攻科では、芸術科演劇専攻卒業生または同等の能力があると認められる者を対象に、第一線で活躍する演劇人・アーティストによるワークショップ、年3回実施する劇上演実習で実践力を養います。劇上演実習ではプロの演出家による徹底した稽古が40日間にもおよび、完成度の高い上演を行っています。
※2018年度より学位授与機構認定専攻科となりました。所定単位を修得し、同機構の審査に合格することで、四年制大学を卒業した場合と同じ「学士」の学位が取得できます。

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講師

■「一流の」表現者から学ぶ

本学では特色ある授業・魅力あふれる指導陣が自慢です。入学した学生に、本学に入ってびっくりしたこと・嬉しかったことを質問すると、上位の回答にあがるのはダントツで「アットホーム」さ。特に実技関連の担当指導教員は、学生の顔と名前が一致するほどで、プロの指導陣から直接指導を受けられると、好評をいただいています。

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独自の学習システム

■3つの力を養うカリキュラム
演劇専攻のカリキュラムには、3つの指針があります。第一は、本を読む力。ことばを演劇にしていくための想像力を養います。第二は、身体の鍛錬。想像したことを実際の動きにかえられる身体能力を磨きます。第三はアンサンブルをつくる力。チームでつくる舞台芸術に必要な協働の精神を養います。

■4つのセメスター制
2年間のカリキュラムは4つのセメスターに分かれ、各セメスターには明確な目標が定められています。ストレートプレイ系科目、ミュージカル系科目を系統にそって履修することで、希望に沿った学修プランをつくることができます。実践。その訓練。演劇人への道は着実にひらけるでしょう。

■1クラス20名以下の少人数制
実技系の科目では、少人数制の授業を展開し、各自の才能を伸ばしていきます。1年前期は「動機づけ」の時期として全員が演劇の基本になる科目を履修。1年後期からは専門性の高い授業内容を選択し、本格的な訓練を始めます。2年後期には各コースごとに劇上演実習で総仕上げを行います。

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独自の教育体制

■訓練と公演を繰り返し、実践力を身につける2年間

1年次に実施する演技発表会、2年次に実施する実技公開試験、試演会、そして卒業公演。系統的かつ段階的なカリキュラムで基礎から学べる演劇専攻は、定期的に用意されている実践の場で成り立っています。訓練と公演を繰り返す桐朋の学びはすべてが実践的。個性を伸ばし、豊かな表現力を獲得していきます。
<主な行事>
演技発表会、海外研修(希望者)、新入生歓迎行事、八ヶ岳合宿、桐朋祭、実技公開試験、試演会、卒業公演 など

■東京演劇大学連盟
東京演劇大学連盟は、演劇の実技教育を担う都内の大学(桜美林大学、玉川大学、多摩美術大学、日本大学、桐朋学園芸術短期大学)が集い、2013年に設立。実技教育や舞台芸術創造の体系化を目指し、さまざまな共同プロジェクトを支援しています。毎年9月には、5大学から学生が集まり、連盟が後援する共同制作作品が東京芸術劇場で上演されます。演劇実技教育の交流、共同研究の機会が設けられるなど、次代の演劇人を育成する環境づくりが進められています。

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海外研修制度

■海外研修旅行
希望者対象に実施。世界各地の演劇事情を視察するとともに、演劇教育機関で行われる授業やワークショップにも参加します。現地での訓練を体験することで、世界で通用する舞台表現を学んでいきます。

■国際交流プログラム
現在は海外公演はもとより、国籍が異なるアーティストとのコラボレーションなども珍しいものではなく、視野を広げ、国際性を持った表現を獲得することは21世紀を生きる演劇人にとって重要な意味をもっています。本学では世界演劇教育連盟(WTEA)、アジア演劇教育センター(ATEC)、国際演劇協会(ITI)などの国際的な活動への参加を通して、世界に通用する演劇人の育成を目指しています。

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その他の特色

■ワークショップ
演劇専攻では継続的に訓練を行う通常の授業のほかに、ストレートプレイ系、ミュージカル系それぞれのジャンルで活躍するアーティストを招き、短期集中のワークショップを年間を通して随時行っています。ワークショップでは多様なメソッドを実践的に学ぶことができます。

■卒業・修了式
卒業証書・修了証書の授与式のあと、演劇専攻では小劇場で独自の卒業セレモニーがおこなわれ、先生方や在学生から温かいエールが送られます。セレモニーのあとは学食でのパーティー。そして在校生による歓送会が始まります。ダンスあり、寸劇あり。2年間・4年間の学生生活の最後に、楽しい思い出が加わります。

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卒業後の進路

芸術創造の現場に関わることが多く、なかでも演劇専攻は毎年8割近い卒業生が舞台関連の仕事を続けています。日々の稽古で培われた礼儀やコミュニケーション力、そして幅広い教養は、多岐に渡る分野での卒業生たちの活躍を支えています。
進学(桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻)、劇団結成、演出家、ダンサー、タレント・モデル、ミュージカル俳優、劇作家、スタッフ、俳優、声優 等

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就職指導

■進路サポート

○進路講座
短大での2年間はあっという間です。いざ就職を考えるときに戸惑わないよう、2年次の4月の時点で、「働く」ということを意識づけるための講座を開いています。現在の就職状況、いつどのような活動をすべきか、などを学びます。

○マナー講座
大学卒業後、社会人として必要な基本的なマナーを学びます。挨拶の仕方、名刺の渡し方、敬語の使い方などを、マナーに関して一流の講師をお招きして習得します。礼儀をわきまえた社会人になるための講座です。

○きめ細かな面談
1年前期と2年前期の終了後、一人ひとりと教員が面談し、学業の成果や進路などについて、きめ細かい指導を行います。また、専任教員が学生のさまざまな相談に応じるために開放する時間“オフィスアワー”を設けています。

○進路イベント「メイク実習」
プロのメイクアップアーティストによる実習。学生一人ひとりの自己分析から始まり、顔の特徴(目鼻口の大きさとバランス)を把握します。個性と「なりたいセルフイメージ」を近づける充実した内容は大好評です。

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演劇専攻の概要

演劇専攻
  • 定員70名
  • 修業年数 2年
  • 募集共学
  • 学費184万円  

※2024年4月入学者対象のものです。

学べる学問

  • ・演劇

目指せる職業

  • ・声優
  • ・俳優・女優
  • ・タレント
  • ・お笑いタレント
  • ・ナレーター
  • ・ミュージカル俳優

桐朋学園芸術短期大学の所在地/問い合わせ先

〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1  03-3300-2111(学園代表)

TEL.03-3300-4252  FAX.03-3300-4253 

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