航海士| おしごと図鑑115 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
おしごと図鑑115
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

外国にかかわるおしごと


航海士のおしごと
 航海士は、船が安全に進めるように、速度や進路を決める仕事です。出港前には、これから通る海の様子や天気のかわりぐあい、行き先までの距離(きょり)などを調べて計画を立てます。また、航海中は、船に積まれたレーダーを見たり、太陽の向きを測ったりして、今いる場所を確かめます。そして、天気や潮の流れなど、そのときどきの海の様子に合わせて、船が安全に進めるようにするのです。嵐(あらし)や、霧(きり)などに出合った時は、船が危険をさけられるように船長を助け、ほかの船員に指図します。  

航海士に聞いてみました

 船がお客さんや貨物を安全に運べるように、航海の計画を立てたり、海の様子に合わせて船を進めたりするのが、わたしたちの仕事です。そのためには、海の潮の流れのことや、天気がどのように変わっていくかなど、たくさんのことを調べて、よく知っておかなければなりません。外国へ行く船に乗るときなど、一度出港すると何か月も帰れないことが多く、家族や友達にもなかなか会えません。大変な仕事ですが、「自分が船の安全を守っている」というほこりを持って働いています。
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