スポーツショップスタッフ | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

スポーツ


スポーツショップスタッフの仕事
 スポーツショップの客層は、プロスポーツ選手から子ども、お年寄りまでさまざまです。そのようなお客さんのスポーツ用品に関するさまざまな要求や疑問などに対応し、商品を販売(はんばい)するのが、スポーツショップスタッフの主な仕事です。はば広い商品知識が欠かせないため、メーカーのカタログやスポーツ雑誌などに常に目を通し、勉強しなければなりません。近ごろは、品ぞろえを特定の分野を中心にしぼるショップも多く、スタッフにも、より専門的な知識が要求されるようになっています。また、お客さんに好印象をあたえるプロとしての接客技術も、スポーツショップスタッフに求められる大切なことです。他に、店に残っている商品の確認(かくにん)や販売事務、そして売れそうな商品を仕入れるという大事な仕事があります。
 最近は商品販売にとどまらない、独自の活動をするスタッフをそろえたスポーツショップも増えてきました。スポーツ情報の提供、イベントやスポーツ教室の開催(かいさい)などで、スポーツ全般(ぜんぱん)に広い知識を持ったスタッフがかつやくしており、今後もそのかつやくの場は増えていくと予想されています。

スポーツショップスタッフにインタビュー
 スポーツをすることが大好きで、今はトライアスロンをやっています。人と話すことが好きだし、自分でも明るい性格だと思うので、お客さんに接する仕事を選びました。
 父親に連れられて初めてグローブを買いに来た男の子のうれしそうな顔。フィギュアスケート用のスケートくつを買いに来て、店には置いてなくて取り寄せになると言われ泣きそうになった女の子。この時は、わたしが特別にメーカーまで取りに行き、翌日にわたすことができました。あの女の子のえがおが忘れられません。スポーツ好きの人の役に立てる仕事で、やりがいを感じています。
 きちんとした言葉づかいや礼儀(れいぎ)正しさ、明るいえがおなどはあたりまえで、お客さんのどんな要求にもこたえられる接客力が必要な仕事ですが、接客のプロを目ざしてかんばります。将来は自分の店を持ち、トライアスロン仲間の情報ステーションにするのがわたしの夢なのです。

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