グリーンアドバイザー | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

植物


グリーンアドバイザーの仕事
 ガーデニングについて広い知識を持ち、趣味(しゅみ)でガーデニングを楽しむ人たちに正確な情報を提供する仕事です。
 現在、多くの人が家庭で植物を育て、ガーデニングを楽しんでいます。しかし、ガーデニングはおくが深く、植物によって、使用する土や肥料の種類、水のやり方、日光へのあて方、害虫対策などが、それぞれ異なります。ふつうの人にとっては、ガーデニングについて必要な情報を手に入れることは、とても難しいことです。グリーンアドバイザーは、園芸店などで働いて、用土や肥料を買いに来たお客さんに、目的にあった商品を買ってもらえるようにアドバイスします。また、講習会を開いて、人気のある植物の育て方を教えたりもします。
 ガーデニングについて、くわしい知識と技術力が必要とされる仕事です。また、人にアドバイスするためには、相手の話をよく聞いて、本当に求めている物を判断し、わかりやすく説明するコミュニケーション能力も重要です。

グリーンアドバイザーにインタビュー
 わたしは、高校を卒業後、園芸店で働いて3年になります。園芸店に買い物に来るお客さんには、「バラにはこの肥料でいいの?」など、いろいろなことを聞かれます。もともと、土いじりが好きだったので、わかることは答えていたのですが、力不足を感じていたところ、グリーンアドバイザーという資格があることを知りました。幸い、園芸関連の仕事で1年以上働くという条件を満たしていたので、さっそく、講習会を受講して試験にも合格。グリーンアドバイザーの資格を取りました。講習は2日間でしたが、これまで独学だったのが、まとまった講習を受けられて、よかったと思います。また、グリーンアドバイザーとして認められたことで、ちょっぴり自信もつきました。これからも勉強を続け、どんなときでもしっかりとアドバイスできるようになりたいと思います。
このページのTOPへ


高校オススメコンテンツ
私立高校のパンフレット取り寄せ 入試過去問題

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一