お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

建築・不動産


建築設備士の仕事
 建物の中に取り付ける設備の専門家です。エアコンや換気扇(かんきせん)などの空調設備、水道や下水、トイレなどにかんする給排水衛生設備(きゅうはいすいえいせいせつび)、その他いろいろな電気設備にはたくさんの種類があり、機能も高度で複雑になっています。これらについてのくわしい知識を持ち、建物に合った設備を建築士にアドバイスするのが建築設備士です。オフィスビルや高層マンションなど、数多くの設備を使う建物の設計や建築には、建築設備士の存在が不可欠です。
 建築設備士は、建設会社、設計会社、設備メーカーなどが仕事の場となります。
 建築設備士の資格は、国家試験に合格すると取ることができます。ただし、受験するには、ある程度の実務経験がいります。例えば、大学で建築について学んで卒業した人なら2年以上必要です。

建築設備士にインタビュー
 設備機器の販売会社(はんばいがいしゃ)で働いています。取りあつかっている製品がとても多いので、建築関係者からいろいろと質問を受けるんです。こんなビルに向く設備はないだろうか、というような相談をされたこともあります。新製品が、次から次に出てくるので、建築士が自分ですべてをチェックするのは無理なんですよね。
 わたしは、もともと専門学校で建築について学んでいたものですから、会社での実務経験を生かして建築設備士の資格を取ったんです。今ではいろいろな建築士に、自信をもって建物に合った設備をすすめています。
 最近は、省エネルギーや地球温暖化防止のことを考えて作られた設備についてきかれることが多いです。この仕事は、これからますます重要になっていくのではないでしょうか。

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