航空・船舶エンジニア | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

電気・機械


航空・船舶エンジニアの仕事
 飛行機の設計や開発をするのが航空エンジニア、船の設計や開発をするのが船舶エンジニアです。
 航空エンジニアには、機体の設計をする人だけでなく、操縦装置や計器、エンジン、座席などの内装(ないそう)部品をはじめとするさまざまな部品の設計、開発者がすべてふくまれます。どの部品についても、航空力学や飛行機の構造などに関する専門知識が必要です。現在の飛行機は最先端(さいせんたん)技術の固まりともいえるハイテク製品なので、コンピュータやエレクトロニクスについての理解も欠かせません。
 船舶エンジニアも同じで、船体や船に積まれる専用の部品についてのくわしい知識が必要です。
 航空エンジニアや船舶エンジニアとして働くには、まず専門学校や大学で航空、または船舶について勉強します。卒業後は、飛行機や船舶を製造しているメーカー、または飛行機用や船舶用の部品をあつかっているメーカーへ就職して経験を積む必要があります。

航空エンジニアにインタビュー
 飛行機の設計をする仕事がしたかったので、専門学校の航空工学コースで学びました。旅客機製造の本場は、アメリカとヨーロッパですから、卒業後は、海外で働こうと早くから決めていました。英語の勉強もかなりしましたよ。ところが、航空機関連メーカーをインターネットで探して、エンジニアの求人がないか片っぱしから調べているうちに、日本の企業(きぎょう)と共同で飛行機部品を開発している会社が見つかったんです。今は、その日本企業で働いています。航空業界は、世界的な企業がたくさんあるので、勉強していた英語はかなり役にたっています。夢は飛行機の機体設計です。海外研修などのチャンスを使って、さらに経験を積みたいです。
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