番組制作者 | お仕事図鑑250 - 日本の学校 | 色んなお仕事を紹介
お仕事図鑑250
監修/元全国小学校社会科研究会会長 羽豆成二

テレビ・映画


番組制作者の仕事
 テレビの番組は、テレビ局や、テレビ局から番組の制作をうけおった番組制作会社によって作られています。ひとつの番組ができるまでには、さまざまなスタッフがかかわっていますが、その中でも重要な仕事のひとつが、番組制作者です。テレビ番組には、通常ロケと呼ばれるロケーション、つまり現地取材が欠かせませんが、そのロケを行うためのさまざまな段取りを行うのが、番組制作者の仕事です。
 どこに行って、どんな取材をするかが決まったら、番組制作者は、まず現地に行って下見をし、取材先への撮影(さつえい)許可を求めたり、取材スタッフが利用する宿泊施設(しゅくはくしせつ)などをチェックしたり、撮影に必要な物が、現地で調達できるかどうかを確認したりします。そのように、事前にしっかりと準備を整えておくことによって、実際のロケーションができるだけスムーズに行えるようにするのが、番組制作者の役割です。

番組制作者にインタビュー
 番組制作会社で番組制作者をしています。番組制作に必要なものを準備する仕事です。例えば、ドラマならロケハンから撮影(さつえい)終了まで、いかに効率よくスムーズに進行できるように準備を整えられるか、細かい気配りが要求されます。そのため撮影先が決まれば、先に現地に入って下見をし、細かいスケジュールを組みます。また、その土地の方たちには撮影目的を話して、ご協力をいただくのも大きな仕事です。
 海外へ行くこともあります。少し英語が話せるので、会社では便利がられています。海外ロケでは、現地のコーディネーターと協力して仕事を進めます。
 番組制作者をしていていいことは、いろいろな人と知り合えることです。知らないことをいっぱい知ることができるのもおもしろいし、その土地のおいしいものが食べられることが、うれしいです。

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