土木設計になるには
地形や環境などに配慮し公共工事の設計を行う
土木工事とは、道路・海岸・河川・橋・港湾・上下水道・ 鉄道・公園など、すべての木材・鉄材・土石などを使用する工事のことです。土木設計の仕事は、これらの工事の設計を行います。地形や環境などにも配慮し、安全で周辺地域の活性化につながる設計が求められます。
この仕事をするには、高校・大学・専門学校などで土木や設計を学び、建設コンサルタント会社や建設系商社などに就職するのが一般的です。さらに、コンピュータを使って図面を作成するCADの技術があれば有利になるでしょう。
土木工事のほとんどは、国や地方自治体が発注する公共工事です。これには国民の税金が使われるので、できるだけ無駄のない工事費で仕上げることが求められます。そのため発注は競争入札形式で行われ、もっとも低い工事費用を提示した会社が受注することになります。土木設計には、建造物の構造や材料などの研究を重ねて、より安く・頑丈で・維持管理費の少ないものを造る使命があります。
近年は、公共工事のあり方が問われており、よりシビアなコスト計算が求められています。また、世界的に環境破壊が問題となっており、自然環境の保護にも配慮が必要です。こういった複雑な時代だからこそ、優秀な人材が必要とされています。
パンフをもらうと更に詳細な情報を確認できるので、職業研究の参考にしてください。
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