舞台機構調整技能士の資格を取るには

舞台機構調整技能士【国】

※こちらの情報は2022年7月に主催団体HPより収集した内容になります。最新の情報は主催団体HPをご確認ください。

舞台の音響装置、舞台装置の取り扱いや調整をする

 音響制作会社、舞台制作会社、ホール、劇場、公共施設勤務、フリーランスで働くことも可能です。
 舞台機構調整技能士の資格は、演劇などの公演に際し、舞台機構の一部である音響装置の調整、取り扱いや吊りもの他、舞台装置の取り扱い調整についての技能を認定するもので、国家資格である技能検定制度の一種です。演出家や構成担当者からの指示に合わせて、効果的な音響プランを作成したり、各種機械・装置を調整し操作します。3級、2級、1級に区別されており、試験は実技試験及び学科試験が行われます。
 コンサートやイベント、舞台上演などの舞台効果を盛り上げる名脇役といった仕事といえるでしょう。

活躍の場

コンサート・イベント等の舞台

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受験情報
受験資格 原則として検定職種に関する実務経験が必要です。必要とされる実務経験の年数は以下のとおりですが、職業訓練歴、学歴等により短縮される場合があります。詳しくは厚生労働省のホームページをご確認下さい。

1級:7年以上/2級:2年以上/3級:※
※3級の受験資格として必要な実務経験期間については、従前6ヵ月以上とされておりましたが、平成25年4月から緩和され、6ヵ月に満たない場合も受験可能となりました。また、従前通り、検定職種に関する学科に在学する方及び検定職種に関する訓練科において職業訓練を受けている方も受験できます。
受験科目 実技試験(製作等作業試験及び判断等試験)、学科試験(舞台一般、音響機構調整法、電気、関係法規、安全衛生)

※詳細は厚生労働省のホームページをご確認下さい。
受験料 検定職種ごとに各都道府県において定められています。
(標準金額は、平成26年度より、実技試験 17,900円、学科試験 3,100円です)
申込方法 都道府県職業能力開発協会から受験申請書等を取り寄せて必要事項をご記入の上、都道府県職業能力開発協会へ直接または郵送等により申請を行う
試験方法・取得方法 【学科試験】
 1級、2級:真偽法及び四肢択一法(問題数は50題、試験時間は1時間40分)
 3級:真偽法(問題数は30題、試験時間は1時間)

【実技試験】
 1級:製作等作業試験は、課題の音源について、音響機器を用いてミキシングを行う(試験時間は、30分)。判断等試験は、CDに記録された種々の音を聞いて、音質等の判別について行う(試験時間は、30分)。
 2級:製作等作業試験は、課題の音源について、音響機器を用いてミキシングを行う(試験時間は、18分)。判断等試験は、CDに記録された種々の音を聞いて、音質等の判別について行う(試験時間は、30分)。
 3級:製作等作業試験は、課題の音源について、音響機器を用いて「セッティング及びリハーサル」、本番としてのミキシング(音出し)、原状復帰を行う(試験時間は、セッティング 7分、ミキシング約1分、原状復帰 2分)。判断等試験は、CDに記録された種々の音を聞いて、その内容の判別について行う(試験時間は、約17分)。
問い合わせ
舞台機構調整技能士
(国家資格)
中央職業能力開発協会 技能検定部 企画管理課
東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビルディング11階
03-6758-2859
http://www.javada.or.jp/

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一