人文学部
人間理解と社会理解を深め、「他者とともに生きる力」を養う
人文学部の特長
- 学部・学科・コースについて
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■国際文化学科(※2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に学科名称変更予定)
【国際化する社会の中で、多様な文化を理解し、主体的なコミュニケーション力を育む】
国際化が進む現代社会において、異なる文化的背景を持つ人々との協働はますます重要になっています。語学とともに、多様な文化を学ぶことで、複雑な社会の中で自ら考え、解決に向かうコミュニケーション力を養います。
■日本文化学科
【3分野の視点から日本文化を探求し、人間理解を深める】
日本文化学科では、古代から現代までに日本で発展した文化の諸相を考察し、その発展を担った人間への理解を深めます。日本文化の本質を探るにあたり、「文化・語学」「歴史・思想」「文化論・比較文化」を切り口にするとともに、グローバルな視点により固有の価値を評価する点が特徴で、少人数教育の特色を活かし、学生の創造性と自主性を育んでいます。学問的な探究と併せて、中学・高校の国語科教諭、日本語学校の教員、図書館司書など、日本語や書籍に関わる仕事に携わるための免許・資格の取得も支援しています。
■子ども教育学科
【子どもの「言葉にならない思い」を汲む力を養う】
子どもの言葉や行動、心理などを学び、異文化や障害などの多様性への理解を深め、他者を受け入れ、寄り添う姿勢を育みます。相手を尊重するコミュニケーション能力を養うことで、教育、保育の現場だけでなく、一般企業など幅広い分野で活躍できる力を身につけます。
また、絵本・音楽・おもちゃなどについて学び、イラストやダンスなど「好きな表現」を将来に生かすこともできます。もっと見る
- 学べる内容
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■国際文化学科(※2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に学科名称変更予定)
【国際的な対話力・多文化共生力を身に付ける】
背景の異なる文化を理解するための知識や倫理、対話のスキルを身に付けます。
また留学生とともに行う授業を通じ、お互いの考えや価値観を尊重し、国境を越えた対話や協働する力を身に付けます。
【少人数の語学教育】
少人数のレベル別授業で、基礎からしっかりと学ぶことができます。英語に自信がない方でも安心して臨める環境を整えています。英語強化プログラムは、留学や就職などの具体的な目標に合わせて個別にカスタマイズできるので、着実にレベルアップが可能です。
【社会課題に主体的に向き合う】
少人数の対話型の授業で、主体的に自分の考えを発信できる力を身に付けます。
国内外の様々な研修や体験型授業を通じて、世界の出来事を「じぶん事」として捉え、
問題解決に向かう力を育成します。
■日本文化学科
【3分野から自由に選び学びを深める】
「文学・語学」「歴史・思想」「文化論・比較文化」から専門的に学ぶ分野を選びます。関連する他ジャンルを学ぶこともできます。
【2年次から始まるゼミでの学び】
ゼミでの専門的な学びが2年次からスタートするカリキュラムです。2、3年合同ゼミのため、学年を越えた学び合いで視野を広げます。
【学生、卒業生、教員とのネットワークを構築する】
独自組織である日本文化学会では、学生会が文化探訪ツアーやイベントを企画。学生、卒業生、教員の貴重なネットワークが構築されます。
■子ども教育学科
【言葉の力を基盤に自分と他者を知る】
自己表現や人との関わりにおいて言葉が果たす役割の大きさを理解し、適切な言葉を使う力を育みます。
【広い視野で異文化を理解する】
日本で暮らす外国につながる子どもへの支援を目指し、文化的背景の異なる子どもの育ちを学びます。
【個性を育てる安心の教員養成課程】
教員を目指す学生の個性を大切に、授業のほかにも教職支援センターや子ども教育学科実習準備室が学びを支援します。もっと見る
- 資格について
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■国際文化学科・日本文化学科のめざせる資格
(※2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に学科名称変更予定)
・高等学校教諭一種免許状(英語、国語)
・中学校教諭一種免許状(英語、国語)
・小学校英語指導者資格※1
・登録日本語教員(国家資格)※2
・図書館司書資格
・学校図書館司書教諭資格
・社会教育主事任用資格
・社会福祉主事任用資格
※1:小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)認定資格
※2:日本語教員試験における基礎試験免除。条件によって取得可能。
■子ども教育学科のめざせる資格
・保育士資格
・幼稚園教諭一種免許状
・児童指導員任用資格 ※1
・小学校教諭一種免許状
・小学校英語指導者資格 ※2
・おもちゃインストラクター ※3
・学校図書館司書教諭資格
・社会教育主事任用資格
・図書館司書資格
・登録日本語教員(国家資格)※4
・社会福祉主事任用資格
※1:児童福祉施設などで「児童指導員」として勤務する際に必要となる資格。卒業時に全員が取得できます。
※2:小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)認定
※3:認定NPO法人 芸術と遊び創造協会
※4:日本語教員試験における基礎試験免除。条件によって取得可能。もっと見る
- 卒業後、就職について
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【将来の活動分野】
■国際文化学科(※2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に学科名称変更予定)
流通・販売業界/旅行・観光業界/外資系企業/商社/出版業界/航空関連業界/中学・高等学校教諭/児童英語指導者/日本語教員/公務員/留学/大学院進学 など
■日本文化学科
公務員/国語科教諭/日本語教員/国際・文化交流機関/図書館司書・司書教諭/印刷・出版業/IT・メディア業界/大学院進学 など
■子ども教育学科
保育士/保育教諭/公務員/幼稚園教諭/小学校教諭/児童福祉施設職員/一般企業/子ども関連企業 などもっと見る
- 独自の教育体制
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◆社会や他者に貢献できる知識やスキルを学ぶ
全学共通科目群や教養科目群と各学科の専門科目をあわせた学びをリベラルアーツと捉えています。学問の境界を越え、1~4年次における様々な学びや経験を基盤に、社会や他者に貢献できる知識やスキルを身につけていきます。
◆ゼミを通じて独自の学びを深める
ゼミでは、学生が主体的に研究テーマを決めて調査を進め、分かったことや意見を発表、他者のフィードバックを受けてさらに考察を深め、より専門的な学びを探求します。ほかのゼミ生や教員との意見を交わす際には対話力や共感力が必要となり、課題解決に向けた取り組みには実践力が欠かせません。学びの基礎から専門までの過程の中で、対話力・共感力・実践力の3つの力が身についていきます。
◆学びの環境
聖学院大学では、様々な仕組みを通じて学生の強みを見つけ出し、社会や未来に貢献できる力を養えるよう、丁寧なサポートを実施しています。学生の可能性を見逃さない少人数教育や教養の幅を広げる他学部・他学科履修などから、学生自身が気付かなかった可能性に出会い、成長を実感できる豊富な学びがあります。
【視野を広げる幅広い学び:他学部・他学科履修】
視野や知識の幅を広げるために、他学部・他学科の科目が履修できます。新しい視点や発想の引き出しが増え、自分を高められます。全学科の学生が履修できる教養科目の設定もあります。
【コミュニケーション力を磨く:少人数教育】
多くの授業が30名以下で開講され、学生同士や教員とのやり取りが活発です。学生の顔と名前を把握した教員が一人ひとりの可能性を引き出します。
【困りごとを相談できる身近な存在:アドバイザー】
入学後は、約10名の学生に対し1名の教員がアドバイザーとしてつきます。専門ゼミ(演習)移行時まで、学修指導はもちろん、生活での悩み事や、進路の相談などに対応します。
【学部や学科、大学の枠を越えて学ぶ:アセンブリアワー】
分野を問わず社会で話題の問題に最前線で取り組む方を講師に招き、現場の声を届けます。教職員や地域の方にも開かれた講演会です。もっと見る

人文学部の概要

- 修業年数 4年
- 募集共学
- 学費147万9000円~152万9000円 [2025年初年度納入金(変更する場合があります)]
※2026年4月入学者対象のものです。
人文学部の学科・コース・専攻
- 国際文化学科 [※2026年4月より「欧米文化学科」は「国際文化学科」に学科名称変更予定]
- 日本文化学科
- 子ども教育学科
先輩の声
学べる学問
- ・教育学
- ・国際関係学
- ・日本文学
- ・外国文学
- ・外国語学
- ・児童学
- ・文芸学