文学部
「知の宝庫」約700の専門科目。
13専攻・1プログラムで人や社会を読み解く力を養成
文学部の学部紹介動画
文学部の特長
- 学部・学科・コースについて
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■国文学専攻
過去とのつながりを知り、未来の自分と世界を考える。
日本語の文学・芸能・文化、そして日本語そのものを研究します。古代から現代に至るまで、文字や音声を介して、言葉が文化を築き上げてきました。その豊かな文化に接し、価値を見極める目を養い、その目で現代、そして未来を見つめられるようになること、それが国文学専攻での学習の目標です。
■英語文学文化専攻
英語圏のことば・文学・文化に関する理解を深めよう。
英語学、イギリス文学・文化、アメリカ文学・文化の基本領域で構成されています。これらの領域の専門教育を通して、ことば・文学・文化に関する理解を深め、国際感覚を養います。また、英語での速読や精読、論理的な文章の書き方、プレゼンテーションやディベートをする方法を実践的に学びます。
■ドイツ語文学文化専攻
ドイツ語圏の文化と歴史の光と影から、未来への英知を学ぶ。
ドイツ語とドイツ語を使用する国や、地域の文化を広く深く学ぶことにより、新しい社会と文化を創造する英知を養うことが、ドイツ語文学文化専攻の学びです。ドイツ語圏の言語・文学・文化・歴史を学び、広い視野から自分の専門にアプローチし分析する力を養うとともに、異文化コミュニケーション能力の向上も目指します。
■フランス語文学文化専攻
言葉と文化をアラカルトで学んでもよし、アートを体感するもよし。
フランスという社会が生み出した文化は、世界の各地域で、過去も現在も広く関心を引き、存在感を示しています。 その根源には何があるのでしょうか。フランス語を入り口として、「語学文学文化コース」では文学を中心とするさまざまな文化を、「美術史美術館コース」では美術史と美術館について学修します。
■中国言語文化専攻
高度な語学力と幅広い知識で、中国の諸事情を正確に理解する。
中国という巨大な隣国を正確に理解するために、語学運用能力を養い、人々の暮らし・考え方の背景となる歴史や文化について幅広い知識を修得します。 現地の情報を自らの目と耳で確かめ、適切に分析する力を養います。持続的な関心を持ち理解を深めることは、他者の立場から見える自分に気づく自己形成の一環となります。
■日本史学専攻
歴史的視点から物事を捉える目と頭を養う。
温故知新。歴史を学ぶことによって新しい知恵が生み出される。大学で日本史学を専攻することは、歴史的視点から物事を捉える目と頭を養うことを意味します。 文献史学や考古学を深く学ぶことで、日本の歴史を自ら解き明かす力を身につけ、社会の方向性を見据え、自らの進むべき道を見つけましょう。
■東洋史学専攻
現代社会の成り立ちを、アジアから、歴史から考える。
歴史学とは、現代社会が今ある姿になった経緯を理解するための学問です。 国際社会が抱えている多くの問題を解決するために、そして、これからの世界で日本の国や企業・人が真に成功するために、アジアの社会を形づくった歴史を理解しなければなりません。 その手段となる語学力向上と、透徹した歴史認識の育成に力を注ぎます。
■西洋史学専攻
西洋の歴史から、世界をどのように見るかを考え問題提起する。
「西洋」の歴史を学ぶということは、単に遠い国々や地域の歴史を知ることではなく、私たちが「西洋」を、そして世界をどのように見るかを考え、問題を提起することです。 西洋史学専攻では、多様な教授陣とカリキュラムを用意して、できる限り柔軟に、世界史的視野で、皆さんが自分なりの「西洋」を発見する手助けをします。
■哲学専攻
よくわからないことの多い謎に満ちたこの世界に、立ち向かう学問。
いつの間にか生まれて、苦労して生きていき、そして最後には死んでしまう。このことにどんな意味があるのでしょうか。 この〈わからなさ〉を出発点として、昔からさまざまな哲学者たちが悩み苦しみながら、考えてきた問題群があります。そんな問題について本を読み、みんなで議論しながら、4年間じっくり付き合ってみませんか。
■社会学専攻
その先の社会を構想しよう。
社会学専攻では、現代社会を〈Global〉グローバルに見渡しつつも、〈Clinical〉微細に臨床的に観察し、〈Visionary〉未来を見通す知を養います。 国内外で実際に社会調査する実力を養成し、社会を理論的に考察するトレーニングに力を入れており、ビジネス、行政、マスコミ、研究職、NPOなど幅広い分野で卒業生が活躍しています。
■社会情報学専攻<情報コミュニケーションコース/図書館情報学コース>
「情報」という切り口から見える現代社会の面白さ。
メディアや情報が鍵を握る現代社会に対応できる学生を育てます。情報コミュニケーションコースではメディア・コミュニケーションやメディア文化、 社会心理学を理論的・実証的に学び、社会調査やデータ処理の実践力も修得。 図書館情報学コースでは、理論と実践の両面からシステムエンジニアや司書など、情報管理のスペシャリストを養成します。
■教育学専攻
学校だけでなく社会の中で、人が育ち、学び、生きることを問う。
教育学は学校教育だけではなく、家庭教育や生涯学習など社会のさまざまな場面で、子どもから高齢者に至る人間の成長を対象にした学問です。 教育学は総合的な社会科学なので、哲学、歴史学、政治学、経済学、心理学、社会学などとも関連しています。 また、現代の教育問題のトピックや外国の教育事情などについても学ぶことができます。
■心理学専攻
自分の中にある常識を根底から覆し、新しい「知」を提供する。
心という目に見えないものを客観的に捉えるために、心理学では実験・観察・質問紙調査などの方法や数学を用い、科学的な真実を追究します。 その一方で、心理学では一人の人間を、対話を通して深く理解しようとします。あなたは科学的な「知」を身につけつつ、実践の中で出会った他者の言葉に対し思索を重ねることになるのです。
■学びのパスポートプログラム<社会文化系/スポーツ文化系>
領域を横断しながら自ら学びをデザインし、人や社会を読み解く。
激変する現代社会の諸課題を読み解いていくには、さまざまな学問分野の基礎を学び、それらを相互につないでいく自由な発想が必要です。そのような発想をもつ人を育てようとするのが、この「学びのパスポートプログラム」です。入学前に「社会文化系」または「スポーツ文化系」のいずれかを選び、4年間にわたり自分だけの独自のカリキュラムで学びます。もっと見る
- 独自の学習システム
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■きめ細かな教育体制を整備
文学部では学生を支援するための体制が充実しています。特に、専門図書室を備えた「共同研究室」では、レポートや論文作成のための資料収集だけでなく、教員や先輩とのディスカッションの場としても活用されています。
■4つの資格課程を設置し、各部門のエキスパートを養成
教職課程、学芸員課程、社会教育主事課程、司書・司書教諭課程の4つの資格課程を設置し、実践的なカリキュラムのもとで、各部門のエキスパートを育成しています。特に、教員採用試験では多数の合格者を輩出しています。
■文学部から世界を目指す
毎年約200人の学生が海外留学・プログラムに参加し、そのうち30人ほどが半年から1年の長期留学を通じて海外の大学の単位を取得しています。また、年間約50人の海外留学生を受け入れ、活発な交流が行われています。学内にいながら国際感覚を養うことができます。もっと見る
- 主な就職先
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■主な就職先(2024年3月卒業生実績)
東京都教育委員会/東京都庁/神奈川県教育委員会/トランス・コスモス/杉並区役所/富士ソフト/住友生命保険/第一生命保険/キャムコム/日本通運/みずほフィナンシャルグループ/日本総合研究所/全日本空輸/パーソルキャリア/日本航空/マイナビ/アパホテル/相模原市役所/クイック/クリーク・アンド・リバー社/NTTデータグループ/日本年金機構/三井住友カード/埼玉県教育委員会/きらぼし銀行/自衛隊/NTTドコモ/中野区役所/厚生労働省/阪和興業 等もっと見る
- 環境
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■4年間を通じて多摩キャンパスで学びます
多摩キャンパスは東京都八王子市の多摩自然丘陵公園の中にあり、51万8,401平方メートルの広大な敷地には、学部棟、研究施設、サークル棟、図書館、屋内外のスポーツ施設、難関国家資格合格をめざす学生のための「炎の塔」など、充実した施設がそろっています。もっと見る

文学部の概要

- 修業年数 4年
- 募集共学
- 学費131万8000円 [初年度納入金(2025年度)]
※2025年4月入学者対象のものです。
文学部の学科・コース・専攻
- 人文社会学科
- 国文学専攻
- 英語文学文化専攻
- ドイツ語文学文化専攻
- フランス語文学文化専攻
- 中国言語文化専攻
- 日本史学専攻
- 東洋史学専攻
- 西洋史学専攻
- 哲学専攻
- 社会学専攻
- 社会情報学専攻
- 教育学専攻
- 心理学専攻
- 学びのパスポートプログラム
学べる学問
- ・教育学
- ・日本文学
- ・外国文学
- ・心理学
- ・社会学
- ・言語学
- ・歴史学
- ・考古学
- ・外国語学
- ・哲学
目指せる職業
- ・新聞記者
- ・ジャーナリスト
- ・中学校教諭
- ・高等学校教諭
- ・図書館司書
- ・キャビンアテンダント
- ・学芸員(博物館)
- ・エディター(編集者)
- ・公務員