東海大学 - 学部・学科・コース詳細（理学部）

■数学科
数学は代数学、幾何学、解析学など、さまざまな分野に分けられることがありますが、それらは奥深いところで相互につながっています。本学科では幅広い分野を順序立てて、かつ横断的に学べるよう、カリキュラムを構成しています。また少人数クラスで行う演習などでは、活発な討論を通じて課題を自主的に解決する能力を身につけることができます。

■情報数理学科
数学と情報が融合した最先端の理論を学ぶ本学科。代数や幾何、解析、確率・統計といった伝統的な数学と、コンピュータとともに発達してきた新しい数学、そして実践的なITスキルを学べるのが特長です。広い視野をもち、「数理的センス」と「コンピュータ・サイエンスの力」を備えた人材を育てます。また、3年次後半より1年半をかけて最先端の研究に触れるゼミナールを行い、数学と情報の研究力とプレゼンテーション能力を身につけます。多数の卒業生が教育機関や情報技術系の企業など、幅広い分野の第一線で活躍しています。「数学」と「情報」の2つの教員免許の取得も可能です。

■物理学科
本学科は、自然界における物理現象を合理的に説明し、理解することを目指しています。素粒子から宇宙まで、さらには21世紀を担う先端分野など、多彩な物理学の研究領域を網羅し、物事を根本から解き明かしたいという「理学」の精神に基づいた教育・研究を展開しています。基礎からじっくり学び、多彩な教員陣のもとで社会に大きく羽ばたける人材の育成を目指します。素粒子や原子、宇宙、レーザー・プラズマ、物性・生物物理など、さまざまな分野の最先端物理学を学びます。専門分野の深い知識が身につくだけでなく、幅広い研究領域に触れられるカリキュラム構成により、物事の“本質を知る”習慣と能力も養われます。

■化学科
本学科は、物理化学、分析化学、有機化学、無機化学、生命化学、環境化学と、多岐にわたる化学の分野を横断的に学びます。各分野の講義や実験を通じて、自ら問題点を発見し、解決するための創造力や思考力を身につけられます。化学は、物質を研究する学問です。1年次で履修する「化学実験（コンピュータ活用を含む）」では、化学反応の基本概念を理解するとともに、化学実験の基本操作を学びます。2・3年次になると、より高度な専門化学の実験を通じて、講義で学んだ知識をしっかりと身につけます。4年次は「問題発見解決型教育」の集大成として、1年間じっくりと卒業研究に取り組みます。

■好奇心を刺激する実験と演習
単に教科書を読んで覚えるのではなく、実際に目で見たり触れたりできる実験、達成感を得る演習に大いに好奇心を刺激された経験は誰もが持っているはずです。理学部は実験や演習に思う存分打ち込める環境が用意されている上、サポート体制も充実しています。これらの実験や演習は科学に関する深い知識を得られることに加え、本質を見抜く力や自ら考えて行動する力を手に入れることにもつながります。

■高い就職率を実現する人材育成
現代においてITは社会の至る所で劇的な変革をもたらしています。この高度情報化社会で求められるのは、単にITスキルを持っているというだけでなく、社会に役立つ新たなサービスの実現や既存業務の抜本的な改善など、ITを活用して新たな価値を創造できる人材であり、そのためには論理的思考力や創造力が必要不可欠です。科学への興味を育み、実験や実習を通じて課題を追求することを重視した理学部の教育は、こうした社会に求められる能力を養います。

■必要な科目を履修すれば 得られる資格
卒業後に強い武器となる、免許や資格の取得支援にも力を入れています。
東海大学には教職、司書課程があり、理学部の授業に加えてそれぞれの専門課程を履修することにより、学科に応じた教科の高等学校および中学校教諭一種免許状や、司書、司書教諭、学芸員の免許・資格を取得できます。さらに基本情報技術者や応用情報技術者、ITパスポートなどのIT関連の国家資格に対応した授業も豊富です。

＊教職課程は再課程認定申請中。ただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。

■主な就職実績（2017年3月卒／理学部）
東京都警視庁、メディアジョイント、東京コンピュータサービス、USEN、セブン-イレブン・ジャパン、トランスコスモス、ANA成田エアポートサービス、日本郵便、WDBエウレカ、アルファシステムズ、日立情報通信エンジニアリング、日本電産サンキョー、大興電子通信、フジマック、防衛省、ジャパニアス、富士ソフト、アルプス技研、アイレックス、東京電力、日立ソリューションズ、みちのく銀行、みずほフィナンシャルグループ、ANAウイングス　ほか

■初年度納入金（2018年度）
1,663,200円

■2年目以降の学費
2年目以降在学中の学費については、人件費及び国庫補助金（私立大学経常費補助金）の増減、物価動向、本学の財務状況など、諸般の事情及び社会情勢を勘案し、改定することがあります。

詳細は理学部HPをご確認ください。
http://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/science/