理工学部 機械システム工学科
先見的なエンジニアリングを学び、これからの社会のニーズに応える
機械システム工学科の特長
- 学部・学科・コースについて
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機械システム工学の役割は、自動車エンジンを例にとるなら、動力機関としての性能向上だけでなく、エンジンを自動車の一要素と見なし、環境と利用者ニーズの両方を満たす方法を考えること。本学科では、機械工学はもちろん、設計工学、制御工学、電気電子工学などを実践的に学ぶことで、自然など周辺環境と機械との共存・調和を目指し、社会ニーズに応える最適なシステムや活用法を生み出せる技術者を育成します。
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- 学べる内容
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■体系的かつ体験的に専門性を高める6系統の学問分野
●環境と調和した機械システム工学を学ぶため、従来の機械工学分野に、計測・制御工学、電気電子工学を加えたカリキュラムを用意しています。
●自身の目標に合わせて専門性を磨けるよう、材料強度学、熱流体工学、機械制御工学、計測電機制御工学、航空宇宙工学、ロボティクスの6系統から学びます。
●実践力を高めるため、実験と実習に力を入れています。体系的かつ体験的に、知識と技術を身につけます。
■学びのキーワード
材料・素材加工/材料・力学/材料・強度評価/機械システム/分析・計測・制御/メカトロニクス/ロボット/ロケット・宇宙工学/流体/熱機関・熱工学・熱伝導/放射線利用/医用工学もっと見る
- カリキュラム
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■教育研究分野
<材料強度学>機械工学、特に機械設計の基礎・応用と専門性を追究。
<熱流体工学>工学的な視点で、熱・流体に関わるテーマを探求。
<機械制御工学>車や移動ロボット・無人航空機の、自律制御による高性能化を研究。
<計測電機制御工学>ベアリングレスモータ開発とパルス超音波計測を中心に研究。
<航空宇宙工学>人工衛星やロケットなどの工学システムを研究。
<ロボティクス>実世界に働きかけるロボットの運動制御技術を研究。もっと見る
- 卒業後の進路
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活躍の場は、一般企業、民間研究、教育機関・団体、官公庁・自治体など様々。基礎研究、メカトロニクス設計、機械・機構・実装設計、システム設計・管理、工作機械設計、制御技術設計、生産技術・管理・プロセス、品質検査・管理・保証、マネジメントなどに携わります。
■主な職種
機械設計技術者/工業デザイナー/テクニカルスペシャリスト/ネットワークシステムエンジニア/システム構築・設計エンジニア/テクニカルアカウントマネージャー/セールスエンジニア/技術コンサルタント/カスタマーエンジニア/加工ラインシステム管理者/教員/公務員/研究員 ほかもっと見る
- 資格について
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■取得可能な免許
中学校教諭免許状【数学】<国> (1種)
中学校教諭免許状【技術】<国> (1種)
高等学校教諭免許状【数学】<国> (1種)
高等学校教諭免許状【工業】<国> (1種)
■目標とする資格
技術士<国>(機械部門)
■取得できる資格
技術士補<国>(機械部門)
※機械システム工学科はJABEE(日本技術者教育認定機構)認定を受けており、同学科を卒業すると技術士1次試験の受験を免除され、技術士補の資格を取得することができます。もっと見る
機械システム工学科の概要
- 定員110名
- 修業年数 4年
- 昼夜昼
- 募集共学
- 学費173万6000円
※2025年4月入学者対象のものです。
学べる学問
- ・情報工学
- ・材料工学
- ・機械工学
- ・電子工学
- ・システム工学
- ・宇宙工学
- ・医用工学
- ・航空・船舶工学
目指せる職業
- ・機械設計・技術者
- ・ネットワークエンジニア
- ・システムエンジニア(SE)
- ・セールスエンジニア
- ・カスタマーエンジニア
- ・国家公務員
- ・地方公務員
- ・中学校教諭
- ・高等学校教諭
- ・システム構築・設計エンジニア
- ・テクニカルアカウントマネージャー
- ・技術コンサルタント
- ・加工ラインシステム管理者
- ・研究員
資格
- ・中学校教諭免許状
- ・高等学校教諭免許状
- ・技術士
- ・技術士補
〈補足〉
中学校教諭免許状【数学】<国> (1種)
中学校教諭免許状【技術】<国> (1種)
高等学校教諭免許状【数学】<国> (1種)
高等学校教諭免許状【工業】<国> (1種)
技術士<国>(機械部門)
技術士補<国>(機械部門)