社会学部
グローバルな視点で社会と文化を捉え地球社会で活躍できる人材を育てる
社会学部の特長
- カリキュラム
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社会学は、人と人との関係、集団や組織、地域社会など、私たちが普段経験しているさまざまな人との出会いの場面などを扱う学問です。家族、職業・労働、コミュニティ、社会階層など社会学独自の蓄積がある領域のほかにも、多様な切り口であらゆる社会現象にアプローチします。社会はつねに変化し、新しい姿を見せるため、社会学の研究テーマは尽きることがありません。社会の大きな変化のひとつとして、グローバル化が挙げられます。「社会」は国家単位で閉じられているのではなく、地球全体をおおう複雑な関係の中に置かれ、もはや国内社会と国際社会を分けて考えることはできない状況です。
新型コロナウイルス感染症の蔓延は、私たちの生活に大きな変化をもたらしました。大学ではオンライン授業が広く導入されて、その問題や可能性について検討されています。新しい生活スタイルへの対応に迫られると同時に、ICT環境の整備は海外とのつながりの推進力にもなり得ます。社会学部では、これまで社会の変化に向き合ってきた社会学の蓄積をふまえて、グローバルな視点で社会と文化を捉え、地球社会で活躍できる人材を育成します。私たちは、社会と人生の変化に対応できる柔軟な力を養い、みなさんが21世紀の地球社会を生きる市民としての素養を身につけることを目標にしています。もっと見る
- 学べる内容
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■学科ごとの学び
●社会学科
1958年の学科創設以来、社会学科は常に社会の変化を敏感に察知し、新しい領域に挑戦してきました。「社会学」が捉える社会の変化は、きわめて多様な層で構成されています。私と他者がつくる関係は現在どうなっているのか。自由で平等な社会はどうしたら実現できるのか。本学科では、こうした問いを自分で考え解決できる「社会学的思考」を養い、幅広い分野で役立つ実践的な力を育みます。
●現代文化学科
現代社会は科学技術の発展やグローバル化の進展のもとで大きな変容を遂げ、それに伴い文化現象も大きく変化しています。エスニック集団間の文化摩擦が起こる一方で、新しい文化が続々と生み出されています。そして、文化交流の場としての都市も刻々と姿を変えてきました。現代文化学科では、こうした現代社会の文化現象を社会学の視点からより深く捉え、多種多様な文化が共生する社会の構想を目指します。
●メディア社会学科
デジタルメディアの発達は社会を変容させ、旧来のマス・メディア産業にも新たな挑戦を求めています。しかし、過去のものは一方的に古びてゆくだけではなく、制度や慣習、価値観は、集合的な記憶や歴史と切り離せないものです。メディア社会学科は、メディアの歴史やそれを受容する人々の意識と暮らし、言論・出版の自由と公共圏の思想などを広く学びの対象とし、柔軟な知性と行動力をもった人材を育てます。もっと見る
- 主な就職先
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■就職状況
東京都特別区、(株)三菱UFJ銀行、(株)アイレップ、日本放送協会、(株)電通デジタル、横浜市役所、双日(株)、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)、(株)みずほフィナンシャルグループ、りそなグループ、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株)、第一生命保険(株)、NECソリューションイノベータ(株)、国家公務員一般職、(株)博報堂DYメディアパートナーズ、東京海上日動火災保険(株)、東京電力ホールディングス(株)、(株)IHI、日本アイ・ビー・エム(株)、東京都庁 他多数
(2023年3月卒業生実績)もっと見る
社会学部の概要
- 定員519名
- 募集共学
- 学費138万9500円 [2024年初年度納入金(入学金含む)]
※2024年4月入学者対象のものです。
社会学部の学科・コース・専攻
- 社会学科
- 現代文化学科
- メディア社会学科
学べる学問
- ・社会学
- ・文化人類学