観光学部
人類の文化的、経済的活動である「観光」を本質的かつ多角的に捉える
観光学部の特長
- カリキュラム
-
現在、世界観光機関(UNWTO)の調べによると、国境を越えて旅行する人々は年間14億人に上ります。新型感染症のまん延によりこの動きは一時停滞していますが、観光に関連する産業は、サービス産業を中心に農業や水産業、製造業にまで拡がり、観光は21世紀最大の産業とさえいわれています。観光学部は、我々の生活に大きな影響力をもつ「観光」をトータルに捉え、探究する学部です。観光に関する総合的・体系的な視点を身につけることによって、現場で活躍できるだけではなく、社会を力強くリードできる人材を育成します。さらに、観光にまつわる社会現象を多面的に捉え、課題を発見・分析・考察し、その構造を人に伝える力も養います。
本学部には経営学、経済学、社会学、地理学、人類学、文学、言語学、都市計画、建築学など多彩な学問分野に精通した教授陣が揃っています。さまざまな分野の講義や演習をとおして、観光現象をあらゆる角度から分析する眼が養われ、習熟していくことでしょう。これは観光関連産業に限らず、将来どのような道に進んでも、現代社会を生きていくための基本的な力となるに違いありません。もっと見る
- 学べる内容
-
■学科ごとの学び
●観光学科
観光学科の教育は、「観光関連産業の経営」「観光による地域活性化」という2つの視点で構成されます。旅行業や航空運輸業などの経営や、観光地づくりに関するプログラムを中心に、新しい観光ビジネスや地域振興のあり方を考察。ビジネスの最前線で活躍する方々から経営を学ぶ教育機会も取り入れ、経営やマーケティング、地域計画、行政といった多彩な側面から新しい観光の姿を構想する力を養います。
●交流文化学科
これからの観光は、産業としての側面だけでなく、人と人との交流や文化的影響といった側面からの考察も重要です。交流文化学科では、国際親善や文化交流など「観光のもつ交流的側面」に着目し、観光が地域にもたらす文化的影響を解明する「地域研究の方法論」を用いて学びます。国内外における多様な体験型授業をとおして、地域研究をベースに多文化への視点を養い、国際的な人材を育成します。もっと見る
- 主な就職先
-
■就職状況
(株)星野リゾート、(株)ニトリ、JCOM(株)、日本交通(株)、エン・ジャパン(株)、日本電気(株)、富士通(株)、オリゾンシステムズ(株)、住友生命保険(相)、明治安田生命保険(相)、丸三証券(株)、東日本電信電話(株)、富士急行(株)、東日本高速道路(株)、アクセンチュア(株)、森トラスト・ホテルズ&リゾーツ(株)、(株)三井不動産ホテルマネジメント、東武トップツアーズ(株)、パーソルテンプスタッフ(株)、(株)リンクスタッフィング、日本放送協会、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)、ポラス(株)、 (株)タカラレーベン、国家公務員一般職、サントリーホールディングス(株)、日本航空(株)、東京地下(株)、東武鉄道(株)、三井不動産(株) 他(2022年3月卒業生実績)
もっと見る

観光学部の概要

- 定員370名
- 募集共学
- 学費132万6000円 [2023年初年度納入金(入学金含む)]
※2023年4月入学者対象のものです。
観光学部の学科・コース・専攻
- 観光学科
- 交流文化学科
学べる学問
- ・社会学
- ・地理学
- ・文化人類学
- ・観光学