宮城県 鹿島台商業高校 | 大崎市のPRキャラクター考案 エコバッグや缶バッジを製作 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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大崎市のPRキャラクター考案 エコバッグや缶バッジを製作

宮城県 鹿島台商業高校 コンピューター部商業研究班のみなさん

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宮城県の北西部に位置する大崎市の南東部、鹿島台地域に宮城県鹿島台商業高校がある。「努力以て道を拓き 誠実以て衆に奉ず」を校訓とする同校生徒は、商業に関する基礎的専門的知識、技能を身につけた有為な人材として地域社会に貢献すべく、日々勉強を重ねている。また、大崎市の活性化に向けた取り組みにも力を注いでおり、コンピューター部商業研究班の生徒6人が、同市をPRするキャラクター「とよみ」を誕生させた活動もそのひとつだ。

「とよみ」は、鹿島台地域のデリシャストマト、鳴子温泉地域のこけし、三本木地域のひまわり、田尻地域の加護坊山をイメージして図案化。名前の「とよみ(豊美)」の通り、大崎市の豊かで美しい自然を表している。原画を担当した生徒は「親しまれるキャラクターにしようと何度も書き直した」と話している。

商業研究班は本年度、地元商店街の活性化をテーマに活動。6月の商店街の祭りで、「とよみ」をプリントしたエコバッグに米やトマトジュースを入れた福袋を販売した。「とよみ」の親しみやすいキャラクターが注目を集め、11月には、市の鹿島台観光協会の依頼で、「とよみ」の缶バッジを考案。農産物や海産物、地場産品、花、衣類など、約270の露店が立ち並ぶ東北最大級の市「鹿島台互市(たがいち)」(11月10日~12日)に出品し、訪れた団体客に配ると、「かわいい」「大崎市に来た記念になる」と好評だった。

商業研究班の生徒は、「わたしたちの企画が形になり、夢がかなった」と話し、「とよみの缶バッチを、旅の記念として帽子やバッグに付けてもらえれば、大崎市のPRにもなる」「皆さんにかわいがってもらえたらうれしい」と期待していた。

(2010年12月掲載)

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