岡山県 精思高校(定時制) | 準備期間約2ヶ月 被災地孤児支援へ復興バザー開催 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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準備期間約2ヶ月 被災地孤児支援へ復興バザー開催

岡山県 精思高校(定時制) 商業科4年のみなさん

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今年の6月30日、岡山県倉敷市の定時制高校・市立精思高校の生徒が、東日本大震災の被災孤児を支援する東日本復興バザーを開いた。

実施したのは商業科4年の生徒7人。「被災孤児のために、自分たちにできることをしよう」とバザー開催を決め、売上金の全額を寄付することにした。スタートしたのは5月初め。仕入れから販売までの流れを学ぶ企業活動学習を社会貢献に繋げようと企画。県内外の企業160社に協力を呼び掛けたところ、「震災孤児支援の趣旨はもちろん、高校生の熱意に協賛を決めた」という33社が、人気ブランドの服や食品、雑貨など約2000点を無償で提供した。今回の復興バザーには生徒会・サイエンス部・クッキング同好会も協力。企画した生徒は「約2ヶ月の準備期間を経て、ようやく開催することができた。協力企業のおかげで、これだけの商品が集まり、たくさんのお客様が来場され、うれしかった」と話していた。

精思高校では、昨年も「一校一品運動」(同県の商業系高校の生徒が地元企業と共同で商品開発し、販売する取り組み)で、同校生徒が製作したランチバッグやエコバッグの他、宮城県石巻商業高校が開発した特製かりんとう2種も取り寄せ、販売した収益金を東日本復興関係に寄付している。

岡山県 精思高校(定時制) 商業科4年のみなさん2 岡山県 精思高校(定時制) 商業科4年のみなさん3 岡山県 精思高校(定時制) 商業科4年のみなさん4

なお、この日の売上げと募金をあわせた約21万円は、現地の支援団体を通じて被災孤児に送られる予定であり、さらに、昨年に引き続き、「一校一品運動」に取り組むと、生徒たちが元気に話してくれた。
(2012年8月掲載)

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