岩手県 水沢商業高校 | 地域を元気に!ござえんちゃハウスオープン 利益は復興支援に | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地域を元気に!ござえんちゃハウスオープン 利益は復興支援に

岩手県 水沢商業高校 商業科3年生のみなさん

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岩手県立水沢商業高校の商業科の生徒が店舗運営(商品の仕入れ、値入、宣伝、販売、記帳など)を行うチャレンジショップ「ござえんちゃハウス」が、6月27日から5日間、奥州市水沢区のメイプル東館2階で開店した。

1999年以来続いている催しで、今年も連日大盛況。赤のエプロンを付けた生徒の「いらっしゃいませ」の声が響きわたった。

今回は「つなげよう日本─39(サンキュー)の笑顔でおもてなし」をテーマに、3年生39人が「なないろ株式会社」「Heartful株式会社」など五つの模擬会社を設立。昨年度に引き続き、東日本大震災復興支援を目的とし、被災地の大船渡、釜石、宮城県石巻、名取、多賀城の各市に、今年はそれぞれの友好都市の特産品も仕入れ、地域の経済活性化の一役を担った。

岩手県 水沢商業高校 商業科3年生のみなさん2 岩手県 水沢商業高校 商業科3年生のみなさん3 岩手県 水沢商業高校 商業科3年生のみなさん4

石巻市の「石巻焼きそば」や、同市の姉妹都市・茨城県ひたちなか市の銘菓「ぽてら」などを販売した「SUMMER SHOP株式会社」の生徒は、「大きな被害を受けた石巻市を選んだ。一人ひとりが気持ちを込め、お客様が満足される店づくりに努めた」と話す。

また高齢者が来店されると、生徒が買物かごを持って一緒に店内を回るなど、「笑顔のおもてなし」を実践。来場者も高く評価していた。

店内では同校生徒と水沢区の菓子店が共同開発した焼き菓子「こめんしぇ」の試食も行われ、「おいしい」「商品化して」と好評だった。

最終日には五社ともほぼ完売。利益は沿岸被災地の復興に役立てられる。
(2012年8月掲載)

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