徳島県 阿波高校 | 宮城の被災者が作るエコたわし文化祭で販売 持続可能な支援を | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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宮城の被災者が作るエコたわし文化祭で販売 持続可能な支援を

徳島県 阿波高校 家庭クラブのみなさん

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徳島県立阿波高校の家庭クラブは、昨年から防災と環境についての取り組みを始めた。その際、生徒が考えたのは“被災地から遠く離れた徳島で何ができるか”。そんな時、先生からアクリル毛糸で作るたわしは、洗剤を使わずに汚れを落とせるため、河川の富栄養化の原因とならず、節水にも役立つことを学んだ。

生徒は、環境にやさしい「エコたわし」を文化祭でアピールしようとたわし作りに挑戦。しかし思うように進まず、先生に被災地宮城県で「手仕事プロジェクト」を進めるRQ被災地女性支援センターを教えてもらった。自分たちの考えを手紙に書いて製作協力を依頼。同センターは遠い地の高校生の強い想いに応え、南三陸町の女性たちが約300個を製作。文化祭で販売し、収益金を復興支援に寄付した。

同クラブは今年も活動を継続。「花束プロジェクト」と題して花の形をしたエコたわしの製作を同センターに依頼。気仙沼市階上地区の仮設住宅などで暮らす女性たちが手作りしたバラやツバキの花形たわしと、生徒製作のたわし、合わせて125個を用意。「大切な人に花束を」と、未記入のメッセージカードを添え贈答用にラッピングした。

徳島県 阿波高校 家庭クラブのみなさん2 徳島県 阿波高校 家庭クラブのみなさん3 徳島県 阿波高校 家庭クラブのみなさん4

9月7日の文化祭では「復興に協力したい」と来場者が次々と購入。生徒は「多くの人に買ってもらい、うれしい」「一人ではできないことも学校全体で取り組めば大きな力となる。持続可能な支援活動として今後も続けたい」と話していた。
(2013年10月掲載)

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