山梨県 増穂商業高校 | 地元特産品でお菓子を次々開発 地域の活性化に一役 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地元特産品でお菓子を次々開発 地域の活性化に一役

山梨県 増穂商業高校 生徒のみなさん

生徒による地域貢献に注力する山梨県立増穂商業高等学校。地元富士川町商店街のホームページ作成や地域の要望に応えて活動する「ボランティアアクト」など多岐にわたる。

その中で地域活性化に貢献していると評価されているのが、富士川町特産の“ゆず”を使った菓子などの商品開発だ。これまで和菓子「だいやもんどゆず」、洋菓子「ゆずのマドレーヌ」、ゆずゼリー「ゆずりん」などを商品化。今年3月には南アルプス市産の“リンゴ”のジャムを使ったクッキー「くまリン」を開発。今回、地元産ではなく町外の特産品を選んだのは、富士山が世界遺産登録されたのを機に、山梨県全体をアピールしたいとの趣旨からという。

「くまリン」は縦13㎝、横8㎝とやや大きめのクッキーで、クマがリンゴを持つ商品デザインと製造工程は生徒たちが考案し、地元の障害福祉サービス事業所のパン工房に製作を依頼した。デビューとなった富士川町朝市よりみちマーケットでの「いきいきショップ増商」では即完売するほどの人気で、今後は同校学園祭での「増商デパート」や峡南地域や町のお祭りなどで販売する予定という。

山梨県 増穂商業高校 生徒のみなさん2 山梨県 増穂商業高校 生徒のみなさん3 山梨県 増穂商業高校 生徒のみなさん4

さらに7月、フランス菓子のクグロフをベースにした富士山型の洋菓子「ふじロフ」を開発。地元産のユズやラ・フランス、ボイセンベリーなどの果実をペーストに使用し、味は6種類。道の駅富士川でのPR販売では一時間で完売した。開発した生徒は「これからも多くのお菓子を考え、町と県を盛り上げたい」と話していた。
(2014年7月掲載)

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