沖縄県 八重山高校 | 岩手とかけはし交流 被災地復興支援の郷土芸能披露 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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岩手とかけはし交流 被災地復興支援の郷土芸能披露

沖縄県 八重山高校 郷土芸能部のみなさん

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今年8月、沖縄県石垣市の県立八重山高校の郷土芸能部が、岩手県北上市、釜石市、宮古市、盛岡市の4市を巡る「東北復興支援・かけはし交流公演」を行った。

石垣市と岩手県との「かけはし交流」は20年に及ぶ。きっかけは1993年、岩手県を襲った大冷害だった。同県では翌年のコメの種もみ確保が難しくなり、石垣島で「種もみ緊急増殖事業」を実施。沖縄県や石垣市も協力し、種子の確保に成功。以来、石垣市と岩手との交流が始まった。

八重山高校郷土芸能部は、石垣市と北上市が友好都市を結んだ昨年、「北上・みちのく芸能まつり」に出演しているが、復興支援を柱とした巡行公演は今回が初めて。

復興が思うように進まない被災地の現状を知った部員たちが「かけはし交流を進めてきた被災地に勇気を届けたい」と企画した。

同部は東京でチャリティー公演を行った後、岩手を訪問。各会場で部員たちは揃いの着物姿で民謡を唄い、民具を手に舞い、八重山地方の郷土芸能を披露。創部半世紀を越す部員たちの見事な芸に観客から大きな拍手がおくられた。被災者の毎日の幸せを願って唄ったといい、感情が高ぶり涙する生徒もいたという。

また、同校の姉妹校、盛岡第四高校や釜石商工高校、宮古北高校の生徒たちとの交流会を開き、「互いの文化を知ることができ、楽しかった」と笑顔で話していた。

同部では宮古市と釜石市の社会福祉協議会に、東京公演などでの義援金各3万円を贈った。

(2015年9月掲載)

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