北海道 苫小牧総合経済高校 | 駅前中心街の活性化と地元の食の魅力再発見へ 料理教室開く | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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駅前中心街の活性化と地元の食の魅力再発見へ 料理教室開く

北海道 苫小牧総合経済高校 マーケティング部のみなさん

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北海道苫小牧総合経済高校のマーケティング部は、今年3月からJR苫小牧駅南口のまちなか交流センター「ココトマ」と共同で、料理教室「とまこまいスマイルキッチンプロジェクト」を展開している。

同部は2006年に発足。地場産カボチャと黒豆を使った焼き菓子「かぼまめ」を地元洋菓子店と開発し、現在はリニューアルされた「かぼタルト」として販売されている。また地元ケーブルテレビの番組製作にも携わり、地域に根ざした活動に取り組んできた。

部員たちは今年度、新たな取り組みとして「駅前中心街のにぎわい創出と地元の食の再発見」をキーワードにした料理教室を企画し、キッチンスペースを持つココトマに提案した。

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部員たちは早速準備を進め、自作の企画書を持って苫小牧市内のレストランや料理研究家などに講師を依頼。第一回の開催となった料理教室は地元で人気のラーメン店「味の大王総本店」店長を講師に迎えた。テーマは「チャーシューづくりを学ぶ」。部員全員で会場のディスプレイや受付・調理のアシスタントを務めた。地域の文化をつなぎたい、という部員の思いは、ラーメン店と地元の総菜メーカーである「ダイエットクック」によるコラボメニューを実現させ、卯の花をアレンジした餃子を料理教室の受講生の方たちに振舞った。受講生からは『料理教室で「おもてなし」されるなんて感激』との声が上がった。

第二回の料理教室は5月。苫小牧のB級グルメ選手権を連覇しているトンカツ店の店長を講師として開催される。地元の食の魅力を伝え、苫小牧駅周辺の中心街を元気づけようとスタートした「とまこまいスマイルキッチンプロジェクト」は、地域の活性化を加え、高校生の発想力と行動力が地域を変えられるということを証明するイベントとして期待されている。
(2016年4月掲載)

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