沖縄県 沖縄水産高校 | 「結いまーる」の心と離島での実践で「福祉」の本質を学ぶ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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「結いまーる」の心と離島での実践で「福祉」の本質を学ぶ

沖縄県 沖縄水産高校 総合学科福祉サービス系列のみなさん

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沖縄県立沖縄水産高等学校の総合学科福祉サービス系列の生徒たちは、昨年11月、長崎ウエスレヤン大学主催の「第18回高校生福祉大賞コンテスト」に出場。3年連続最優秀賞受賞の快挙を成し遂げた。

生徒たちは、昨年度の先輩たちの研究テーマ「共に支え合う糸満の町づくりプロジェクト」の実践活動を引き継ぐと共に、新たに自分たちのテーマ「福祉とは~沖縄の“結いまーる”から見えてきたこと~」を設定。沖縄の言葉で「助け合い」を意味する「結いまーる」をキーワードに、生徒たちは、これまでの地域での活動に加え、沖縄県の課題のひとつ、離島問題に眼を向け「久米島実践プロジェクト」を立ち上げた。そして、離島でのフィールドワークや本島北部にある長寿日本一宣言の大宜味村を取材。地域のつながりや、おばぁたちの地域での役割など、各地域の「結いまーる」の心を学ぶことで、「福祉」の本来の姿を生徒たちの視点で見直した。

今回の活動は、糸満市地域連携協議会の支援のもと、キャリア教育活動の推進を図ることを目的に、県の助成金を活用して、生徒が主体的に企画。コンテストでは、そこで見出した「福祉」の本質、こらからのあり方を発表し、高い評価を得た。

沖縄県 沖縄水産高校 総合学科福祉サービス系列のみなさん2 沖縄県 沖縄水産高校 総合学科福祉サービス系列のみなさん3 沖縄県 沖縄水産高校 総合学科福祉サービス系列のみなさん4

生徒たちは「支援してくれた多くの方々に感謝したい」「福祉の様々な課題に挑戦したい」と意気込む。指導した教諭は「生徒たちはよく頑張った。今後も地域と連携した教育活動を続けていきたい」と話していた。
(2017年1月掲載)

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