岩手県 花巻農業高校 | 地元の食材をふんだんに 「岩手うまいもの弁当」開発 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地元の食材をふんだんに 「岩手うまいもの弁当」開発

岩手県 花巻農業高校 食農科学科2年生 食育研究班のみなさん

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岩手県立花巻農業高校の食農科学科の生徒たちは、日々の勉強を活かして、地域の活性化や東日本大震災などの被災者支援を目的とした商品開発に取り組んでいる。同科食育研究班が開発した三陸産サンマを主原料とした「さんまーぐ」や、三陸産サケを使った「さけ焼売」などは、花巻市大槌町内の小中学校の給食メニューに採用されている。

2016年秋には、同班の2年生が市内のスーパーマーケットと協力し、「岩手うまいもの弁当」を開発した。今回の企画は、市とスーパーが2015年に結んだ地域活性化包括連携協定に基づく取り組みの一環で、16年2月から開発に着手。地産地消と健康、減塩をテーマに、生徒たちが「さんまーぐ」の他、県産雑穀を使用したサーモンコロッケ、県産リンゴソースを絡めた豚肉の野菜巻きなど7種のおかずを考案。雑穀ごはんを詰めた弁当が完成した。

11月2日から5日間、税込645円で340個を限定販売したところ大好評。そこでさらに5日間、1日30食の追加販売を行った。

岩手県 花巻農業高校 食農科学科2年生 食育研究班のみなさん2 岩手県 花巻農業高校 食農科学科2年生 食育研究班のみなさん3

スーパー側と何度も試作を繰り返し、ヘルシーで食べ応えのあるお弁当になったという生徒たちは、「健康や地域食材を考えるきっかけになれたらうれしい」と話す。またスーパーの担当者は「生徒さんが考案したメニューは、栄養、味、見た目など全て良く考えられていて、おかず単品としても販売できるほど高いレベル」と絶賛。同校も、おかずの単独商品化を考えたいとしている。
(2017年1月掲載)

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