静岡県 伊東商業高校 | 地元産テングサでクッキー開発 伝統の漁復活願い | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地元産テングサでクッキー開発 伝統の漁復活願い

静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん

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静岡県立伊東商業高等学校の生徒たちは、地域活性化のため様々な活動を推進している。伊豆半島ジオパークをPRするクッキー「ジオの方舟(はこぶね)」、伊東市の地魚サバを使った「SABAiBAR(鯖伊バーガー)」などの商品開発や、伊東お菓子ぃ共和国のPR活動などを展開。地域内外から高い評価を得ている。

今年9月、4人の3年生が開発・商品化したのが、稲取産テングサを素材にしたクッキー「天Key(テンキー)」だ。

生徒たちは昨年夏、後継者不足で、江戸時代から続く伝統の海女漁が途絶えた東伊豆町稲取地区のテングサ漁の復活と、テングサの知名度向上をめざし、子どもから大人まで手軽に食べられるクッキーの開発に取り組むことにした。

静岡県 伊東商業高校 3年生のみなさん2

伊豆漁協から提供された乾燥テングサを細かく刻み、クッキー生地に練り込んだ。形は東伊豆名産のキンメダイをイメージし、赤、黄、青の3色を用意。目の部分は伊豆産ニューサマーオレンジのゼリーで表現した。

開発に協力した洋菓子店は「生徒たちのアイデアや要望を生かした自信作」と話す。生徒たちが「伝統の漁復活の鍵になってほしい」と願い、「天Key」と名付けたクッキーは一枚100円で、9月から洋菓子店で販売がスタート。伊豆漁協の朝市や直売店でも販売されることになっている。

なおテングサ漁は、漁協とダイバーの協力で採取テストが実施されており、本格的復活が期待されている。
(2017年11月掲載)

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