青森県 五所川原農林高校 | 自分たちで育てたコメ、世界を飛ぶ 全日空国際線の機内食に | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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自分たちで育てたコメ、世界を飛ぶ 全日空国際線の機内食に

青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん

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青森県立五所川原農林高校の生徒たちが生産したコメ「つがるロマン」が、全日空(ANA)成田・羽田発国際線のファーストクラスの機内食に採用され、11月同校で記念イベント「五農米 世界を飛ぶ」が開かれた。

同校では、農産物管理の国際規格「グローバルGAP」の取得に取り組んでおり、一昨年は「リンゴ」で、昨年は「コメ」で取得。さらに、生徒自身が書類手続きなどを行い、認証審査を公開で実施するなど、人材育成にも貢献したことなどが評価され、G.A.P.AWARDS2016を受賞している。

高校生が作った農産物がANAの機内食に使用されるのは初めてという。きっかけは東京のコメ総合メーカーの東洋ライスが同校の取り組みを知り、訪問。五農米に関心を持ち、ANAに紹介したところ、透明性のある食の供給体制構築を目指す同社の方針と合致し、採用が決まった。期間は2017年12月から3ヶ月間。

青森県 五所川原農林高校 全生徒のみなさん2

記念イベントでは、学校長が「みんなの手によって育てられた五農米が世界のひのき舞台に立つことができた。このことに自信と誇りを持ってほしい」と挨拶。続いて生徒代表が「雲の上で食べる五農米は、天にも昇るようなおいしさになるはず」と喜びを語り、ANAの代表に稲穂の束を手渡した。

生徒たちは「世界に通用する農作物を作ろうと一生懸命育てた。たくさんの人に食べてほしい」と笑顔に。

なお、ANAでは乗客に五農米を提供する際、同校の取り組みをメニューに記して紹介しており、乗客からもご飯がおいしいと好評だ。
(2017年12月掲載)

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