岩手県 大槌高校 | 町の復興へできることを 「復興研究会」の活動に高い評価 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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町の復興へできることを 「復興研究会」の活動に高い評価

岩手県 大槌高校 復興研究会のみなさん

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2019年に創立100年を迎える岩手県立大槌高等学校。 同校は、東日本大震災で多大な被害を受けた地元大槌町の避難所となり、その運営に生徒たちは約1ヶ月間携わった。また、町の復興支援で訪れた全国の人々と交流する中で、生徒たちは「復興のためにできることは、何か」を考え、形にするために2013年に「大槌高校復興研究会」を立ち上げた。

現在、全校生徒の半数以上が所属。神戸大学と共同で、町内約180地点の定点観測を行い、復興の様子を分かりやすく町内外に発信する「定点観測班」、町の子どもセンターで子どもたちと遊んだり、勉強を見てあげることで、子どもたちの成長を手助けする「キッズステーション班」の他、「町づくり班」、「他校交流班」、「防災班」、「広報班」の6班に分かれて活動を展開。研究会の様々な取り組みは、大槌町の人々に元気を与え、復興への意欲を高める力となっており、2017年9月には、地域に根ざした活動で震災からの復興に貢献する個人や団体を顕彰する「東北みらい賞」を受賞した。

生徒たちは、研究会の活動で学んだことを生かして、今後のまちづくりを町の人々と共に考えながら、夢と希望を持って前進していきたいと話していた。

岩手県 大槌高校 復興研究会のみなさん2 岩手県 大槌高校 復興研究会のみなさん3

(2018年2月掲載)

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