群馬県 ぐんま国際アカデミー高等部 | ウィッグを必要とする子どもたちへ 髪を贈る活動を推進 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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ウィッグを必要とする子どもたちへ 髪を贈る活動を推進

群馬県 ぐんま国際アカデミー高等部 女子高生ヘアドネーション同好会のみなさん

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抗がん剤治療や放射線治療などで、毛髪を失った18歳以下の子どもに無償提供する医療用ウィッグ(かつら)の材料となる髪を寄付する「ヘアドネーション」活動に、ぐんま国際アカデミー高等部の女子生徒が取り組んでいる。

活動のきっかけは、ひとりの女子生徒が4年ほど前にテレビ番組でヘアドネーション活動を知ったことから。生徒はすぐに髪を伸ばし始め、同校入学後に髪を切り、寄付した。そして、ウィッグを必要とする子どもたちに髪を贈ろうと、友人たちに呼び掛け、昨春、「女子高生ヘアドネーション同好会」を立ち上げた。

小児がんなどで髪を失った子どもたちは周囲の視線が気になり、外出や学校生活などに支障を来すこともあり、ウィッグは心の支えになるという。しかし、ウィッグ1つ作るには、長さ31センチ以上の髪が約30人分必要とされる。

群馬県 ぐんま国際アカデミー高等部 女子高生ヘアドネーション同好会のみなさん2 群馬県 ぐんま国際アカデミー高等部 女子高生ヘアドネーション同好会のみなさん3

そこで同好会では、他校の生徒にチラシを配って協力を呼び掛けると共に、ツィッターを開設。約40人から髪の毛が送られてきた。さらに、大手かつらメーカーが同好会の活動に賛同し、ウィッグを無償で作ってくれることに。その第1号は11歳の少女に贈られることが決まり、メンバーは髪を寄付してくれた一人一人に礼状を送った。

今年1月に、メンバーに髪を切ってもらった女子生徒は「私の髪が誰かのために役立つなら。今後も続けたい」と力強く話していた。
(2018年3月掲載)

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