東京都 自由学園男子部高等科 | 今年も被災地訪問 ワカメの出荷手伝い 地元の現状を学ぶ | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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今年も被災地訪問 ワカメの出荷手伝い 地元の現状を学ぶ

東京都 自由学園男子部高等科 3年生のみなさん

東京都東久留米市の自由学園では、生徒一人ひとりに社会に貢献できる力を身につける教育を進めている。今年3月には、男子部高等科の3年生が東日本大震災の被災地、宮城県石巻市北上町十三浜で特産ワカメの出荷作業を手伝った。

同学園は、震災のあった2011年の夏休み以降、毎年泊りがけで石巻市を訪れ、保育所やグループホームなどへの支援活動と交流を続けている。

13年からは同学園男子部が春と秋に北上町十三浜の養殖ワカメのボランティア活動をスタート。3月は収穫したワカメの出荷作業の手伝いを、ワカメの種付けシーズンを前にした9月には、種を挟む養殖用ロープについた貝や海藻などを取り除く清掃活動を行っている。

東京都 自由学園男子部高等科 3年生のみなさん2

今回は3泊4日の日程で25人が参加。生徒たちは6つのグループに分かれ、地元漁師の指導を受けながら、メカブをそぎ落とす作業やワカメの芯と葉をちぎって選別する芯抜き作業を体験。最終日の夜には、漁師や地元住民から震災当時の様子や復旧復興の状況を聞き、被災地の現状を学んだ。

7年間の交流で「漁師さんに、お帰りと言ってもらえた」と笑顔で話す生徒は、「大切なのは3.11を忘れない、ではなく、被災地に足を運び、五感で現地の今を知ること」と力を込める。地元住民は「初めはなにしにくるのかと思ったが、今では生徒さんが来ることで元気をもらえ、頑張ろうという気持ちになる」と話し、「いつでも帰っておいで」と生徒に声を掛けていた。
(2018年4月掲載)

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