大阪府 大阪府立農芸高校 | 牛乳を通して食と命の大切さ伝える 中学校で出前授業 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

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牛乳を通して食と命の大切さ伝える 中学校で出前授業

大阪府 大阪府立農芸高校 資源動物科 酪農専攻のみなさん

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大阪府立農芸高校の資源動物科酪農専攻の生徒たちは、2015年から「酪農体験を通じて、食やしごと、命の学びを支援する」酪農教育ファーム活動を展開しており、今年5月には、和泉市立石尾中学校を訪問。2年生7クラス(約270名)を対象に、牛乳を通して食と命の大切さを伝える出前授業を行った。

今回の授業は、育ち盛りの中学生に学校給食の牛乳をしっかり飲んでもらおうと、近畿生乳販売農業協同組合連合会が企画した。

先生役を務めたのは酪農専攻の生徒たちが立ち上げた「農芸FARM GIRL」のメンバーで、大阪府学校栄養士協議会の依頼で製作した食育DVD「牛乳がとどくまで~酪農のしごと~」を活用しながら、2年生の各クラスで生徒たちに酪農の仕事や乳牛の様子、牛乳が届くまでをわかりやすく説明。「牛乳を飲むことは『命』を頂くこと」と訴えた。さらに体育館では実物大の牛の模型を使った乳搾り、生クリームと牛乳を振ってバターを作る体験授業も行った。

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「牛乳にはいろいろな人が関わっていることを知った」という中学生から「今日は牛乳をしっかり飲みます」の声も上がり、メンバーは「牛乳や乳製品を身近に感じてもらうことができた」と手応えを感じた様子で、今後も、地域に酪農・畜産の魅力を発信し、貢献していきたいと話していた。
(2018年6月掲載)

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