佐賀県 有田工業高校 | 地域の小学校で交流授業 焼き物作りをアドバイス | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地域の小学校で交流授業 焼き物作りをアドバイス

佐賀県 有田工業高校 セラミック科のみなさん

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創立以来約120年の歴史を誇る佐賀県立有田工業高校。同校セラミック科は、地元有田町の伝統的地場産業の陶芸から最先端のセラミック技術まで、幅広く学習する九州で唯一の学科として知られている。

同科で学ぶ生徒たちは、日頃の学習成果を基礎とした地域貢献活動を進めており、そのひとつが近隣の小学校で先生役となり、伝統産業の陶芸の魅力を児童に伝授する「陶芸交流授業」だ。

2009年度からの取り組みで、今年は5月から6月まで有田町立大山小学校、中部小学校、曲川小学校の3校で実施した。先生役を務めたのは2、3年生で、1クラス3~8名で児童を指導。授業の内容は土こねから手びねりによる成形、ろくろによる成形、削り、釉薬がけ、絵付けで、6月5日の大山小学校では、2年生7名が6年生30人を対象に「家族にプレゼントしたい焼き物」をテーマに授業を行った。

生徒は、児童が描いたイメージ画を具体的な形にするための手びねりでの成形を手伝ったり、焼く時に割れないよう仕上げるコツなどを教えた。

家族のために作陶に励む児童たちは、お兄さんやお姉さんのような高校生の具体的な指導に「優しく教えてもらったので楽しく作れた」と笑顔に。

また陶芸交流授業を通して「ものづくり」の魅力を「伝える」難しさや面白さを知ることが出来たという生徒は「子どもたちの自由な発想に驚いた。逆に刺激をもらった」と、気を引き締めていた。

(2018年7月掲載)

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