北海道 共和高校 | 開発商品「イモナンデス!」 “地域の食”へ多彩にPR活動 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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開発商品「イモナンデス!」 “地域の食”へ多彩にPR活動

北海道 共和高校 全生徒のみなさん

今春閉校する北海道共和高校。生徒たちはカンボジアでの小学生との交流や2017年冬季アジア札幌大会でのボランティア活動の他、地域と連携した交通安全キャンペーンや、小学生を対象にしたいじめ根絶授業など、様々な活動を行ってきた。

2016年には、岩宇まちづくり連携協議会(共和町・岩内町・神恵内村・泊村の4町村が連携した協議会)が、新ご当地グルメ開発を目的に開催した「岩宇グルメレシピコンテスト」に、共和町産ジャガイモを使って考案したナン「イモナンデス!」で応募。グランプリを受賞した。

その後生徒たちは、岩宇まちづくり連携協議会と共に「イモナンデス!」を岩宇地区に根付かせ、広く告知するPR活動を展開。共和町最大のお祭り「かかし祭」での試作会や試食会の他、札幌市のレストランとコラボした試食会では、考案した生徒たちも参加。生徒たちの呼び掛けで試食した市民からは、おいしいと高評価を得た。

北海道 共和高校 全生徒のみなさん2 北海道 共和高校 全生徒のみなさん3 北海道 共和高校 全生徒のみなさん4

最後の在校生6人も、昨年8月のかかし祭で試食アンケートを、11月には倶知安町のレストランとコラボした試食会では、接客を担当するなどのPR活動を進めてきた。

協議会も生徒たちの思いを後押ししようと、11月に「イモナンデス!」の調理講習会を開催。参加した女性は「初めて作ったが意外と簡単。ぜひ根付いてほしい」と話す。当日学校行事で参加できなかった6人の生徒たちは「イモナンデス!」が地域の食として広まり、共和高生が考案したものとして後世に伝わってくれれば嬉しい」と話していた。
(2019年1月掲載)

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