愛媛県 伊予農業高校 | 裸麦の消費拡大へ 栽培農家と交流 魅力発信 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

裸麦の消費拡大へ 栽培農家と交流 魅力発信

愛媛県 伊予農業高校 食品化学科のみなさん

>この学校を詳しく知ろう

愛媛県立伊予農業高校食品化学科では、県産の裸麦をもっと多くの人に食べてもらおうと「裸麦消費拡大プロジェクト」を展開している。

「裸麦」は、同県が生産量日本一を誇っており、味噌や麦茶、焼酎などの原料として、また最近では、製粉してパンやクッキー、パウンドケーキなどにも使われている。

食品化学科の生徒たちも、加工食品開発に取り組んでおり、2017年の愛媛国体では選手や監督に「はだか麦ラスク」を提供。また、加工食品の研究発表をかねて「伊予農カフェ」をオープンし、ピザなどの試食会を実施。小学校などへ出向いて「裸麦交流学習」を行っており、子どもたちにパンづくり体験や試食をしてもらうなどして裸麦のPR、消費拡大に努めてきた。

愛媛県 伊予農業高校 食品化学科のみなさん2 愛媛県 伊予農業高校 食品化学科のみなさん3 愛媛県 伊予農業高校 食品化学科のみなさん4

今年1月には、栽培農家の思いや苦労を学ぼうと、地元の生産者を同校に招き、初めての交流会を開いた。当日は1年生21人と生産者ら5人が参加。生産者たちは生徒に教わりながら、裸麦を使ったピザとラーメンの麺づくりに挑戦した。生産者は「裸麦の需要向上に調理に使ってもらえるのはありがたい」と感謝し、「作り方を学んで、町の産業まつりで提供したい」と話していた。

生徒たちは、生産者から裸麦の栽培方法や現在進めている消費拡大に向けた活動などを聞き、「県産裸麦の加工品を開発することは、愛媛のPRにもなると思う」「私たちの取組が地域に貢献できるのではと、改めて感じた」と意欲を見せていた。
(2019年2月掲載)

あなたのまわりの素晴らしき高校生・善きことをした高校生をご紹介ください。
掲載につきましては、小社にて検討させて頂くことがあります。
メールに氏名(団体名)、都道府県、高等学校名、学年、あなたのお名前、お電話番号、住所、情報源、記事内容をご明記の上、「日本の学校」編集部へお送りください。
この内容についてのお問い合わせ・ご感想はこちらまで( webadmin@js-corp.co.jp )

高校オススメコンテンツ
私立高校のパンフレット取り寄せ 入試過去問題
塾情報
JS日本の塾
気になる学校を調べよう
高校情報
お役立ち記事
私の幼少期~両親の教え~

株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一