和歌山県 和歌山南陵高校 | 人手不足に頼もしい助っ人 梅農家の収穫手伝う | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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人手不足に頼もしい助っ人 梅農家の収穫手伝う

和歌山県 和歌山南陵高校 アスリートコース2年2組のみなさん

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「主体的に行動する生徒」の育成を教育目標とする和歌山南陵高校。生徒たちも日々の学びや部活動に励むだけでなく、地域の福祉施設や寺院、レンコン農家などでのボランティア活動にも積極的に取り組んでいる。同校では全国から入学する生徒も多く、地域とのつながり、交流を重視していることがベースにある。

今年6月には、アスリートコースの2年生19人が地元みなべ町や印南町などの農家で、3日間にわたり南高梅の収穫ボランティアを実施した。

みなべ町は南高梅の日本一の産地だが、近年では労働力不足が課題となっており、同校教頭が参加した会合でJA紀州青年部の職員から梅農家の現状を聞き、生徒たちに提案した。

和歌山県 和歌山南陵高校 アスリートコース2年2組のみなさん2 和歌山県 和歌山南陵高校 アスリートコース2年2組のみなさん3

5月末、生徒たちは初めての活動であり、事前学習としてみなべ町梅課の職員から梅産業や歴史、梅の収穫や出荷の流れなどを受講。受け入れ農家との顔合わせも行った。

そして6月、生徒たちは7軒の農家に分かれて作業をスタート。初日はあいにくの雨だったが、JAから提供された雨具を身につけ、完熟してネットの上に落ちた梅干し用の南高梅を収穫。2日目は青梅をもぎ取る作業を行い、しっかりと役割を果たした。

生徒たちは農家の現場で食べ物の大切さを改めて学んだ様子で、今後も機会があれば参加したいと話す。

JAの職員は、同校生徒の頼もしい助っ人ぶりに人手不足解消につながり、ありがたいと感謝。他のエリアでもこの取り組みが広がればと期待していた。
(2019年7月掲載)

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