兵庫県 柏原(かいばら)高校 | 地元柏原町を車いす観光地に 障害者も安心楽しいマップ作成 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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地元柏原町を車いす観光地に 障害者も安心楽しいマップ作成

兵庫県 柏原(かいばら)高校 インターアクト部のみなさん

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兵庫県立柏原高校のインターアクト部では、同校のある丹波市柏原町の「柏原町市街の観光車いすマップ」の製作を進めている。

7年前、「障害者専用列車ひまわり号」(兵庫障害者センター・「ひまわり号」神戸実行委員会主催)で、車いす利用者が柏原町を観光した際、ボランティアで参加した当時の部員が、「こんな歴史的な町で勉強していたんだ。この町を多くの人に知ってもらいたい」と話したことが車いすマップ作りのきっかけとなり、2016年、車いすを必要とする生徒が入学・入部。本格的なマップ作りがスタートした。

これまで6回のフィールド調査を実施。今年6月には城下町エリアの柏原藩陣屋跡や木の根橋などの史跡や周辺の観光スポット、JR柏原駅などを巡った。参加した部員たちは交代で車いすに乗り、障害者と介助者の両方を体験しながら、車いすでは通りにくい歩道や段差やヒヤッとした危険箇所などの他、公衆トイレなどの使い勝手をチェック。車いす利用者をはじめ障害者が安心安全に柏原町観光を楽しめる、より充実したマップを完成させたいと話す。

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部員たちはマップづくりを通して、柏原町をはじめ丹波市の人々は気持ちが優しく、障害者の方も安心して観光できる町であり、「車いす観光地」「ユニバーサルツーリズム観光地」としての潜在力がある町だということを改めて知ったという。将来的には柏原町を日本の車いす観光地の中心地へブランド化し、国内外の障害者の旅行者が何度も訪れる町にし、丹波市の活性化につなげたいとさらなる意欲を見せている。
(2019年7月掲載)

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