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善きことをした高校生達
世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。
被災した地元復旧の土台に 土のう1000袋作成
愛媛県 吉田高校 野球部・サッカー部のみなさん
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2018年7月の西日本豪雨災害で、2000カ所を越える大規模な土砂崩れが発生するなど、甚大な被害を受けた宇和島市吉田町。同町にある愛媛県立吉田高校も約1ヶ月にわたって断水した他、運動場が被災し、野球部やサッカー部は全ての用具を失った。全国から支援を受けたという同校の生徒たちは、同年9月に震度7の地震に見舞われた北海道の被災地に、吉田町特産のミカンに応援メッセージを添えて贈るなど、感謝の気持ちをあらわしてきた。
以降、全校でボランティア活動に取り組み、地域社会への貢献に努めている。
今年の夏休みには、野球部とサッカー部の部員たちが、現在、土砂置き場として使われている吉田公園野球場で、土のう作りに取り組んだ。
両部の部員約30人が参加。二人一組になり、球場内に山のように積まれた土砂をシャベルなどですくい袋詰した。猛暑の中およそ1時間、生徒たちは、汗いっぱいになりながらも懸命に取り組み、約1000袋の土のうを作成した。
参加した生徒たちは他の運動部にも呼び掛け、土のう作りを続けていくことにしており、自分たちに出来ることを考え、実行することで町の復旧に少しでも役に立てれば、と話していた。
今回作成した土のうは、農家の園地復旧などに使われることになっている。
(2019年8月掲載)
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