茨城県 佐和高校 | 感謝の心で今年も 宮城県で震災復興ボランティア | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
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感謝の心で今年も 宮城県で震災復興ボランティア

茨城県 佐和高校 野球部員と有志生徒のみなさん

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「君の心に聴け」を校訓とする茨城県立佐和高等学校。「一人一人が輝く活力ある学校づくり」を目指して、「心の教育」の充実とコミュニケーション能力の育成に努めており、その柱としてボランティア活動に積極的に取り組んでいる。生徒たちも校訓の言葉を胸に、地域社会や人々に対して自分たちが出来る奉仕活動を実践している。

中でも野球部は、2011年3月の東日本大震災で被災した宮城県に、同年から毎年夏と冬に日帰り訪問し、ボランティア活動を行っている。

同校のあるひたちなか市も、東日本大震災では震度6弱を観測。4メートルの津波に襲われた沿岸地域をはじめ、住宅や道路、上下水道や交通機関などで大きな被害を受けた。全国から集まったボランティアの人々や物資などの支援に、当時の野球部員が感謝の気持ちをカタチにしようと、宮城県でのボランティア活動をスタートさせた。

茨城県 佐和高校 野球部員と有志生徒のみなさん2 茨城県 佐和高校 野球部員と有志生徒のみなさん3

2014年からは、震災遺構として残すことになった石巻市の旧大川小学校で活動している。今年も8月に部員と有志生徒、教員約50人が同校を訪問。生徒たちはまず、50mほど離れたところから水を汲み、校舎内を隅々まで清掃。さらに校舎周辺の花壇を整備し花植えを行った。

活動後、「大川伝承の会」会員から犠牲となった児童の家族としての思いを聞いた部員たちは、友達や家族と過ごせることは幸せと何気ない日常に感謝し、大好きな野球に打ち込みたい、冬も必ず参加したいと話していた。
(2019年9月掲載)

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