滋賀県 彦根東高校 | コロナ禍 緊迫の医療現場を取材 感謝込め新聞制作 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

世のため、人のために立派な行いをしている高校生達を紹介します。
高校生達の活躍を、ぜひご覧ください。

コロナ禍 緊迫の医療現場を取材 感謝込め新聞制作

滋賀県 彦根東高校 新聞部のみなさん

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創部約70年の歴史を有する滋賀県立彦根東高校の新聞部。東日本大震災からの6年間を追い続けた連載企画「福島をつなぐ」など、優れた紙面づくりで全国高校新聞コンクール文部科学大臣賞や全国高校新聞年間紙面審査賞最優秀賞13年連続受賞など、高い評価を受けている。

同部では毎年10月号を特大号として発行しており、今年選んだテーマは、新型コロナウイルス。今回は、医療現場で働く医師や看護師の生の声を取り上げようと、8月、コロナ患者の対応にあたる地元病院の医師4人を取材した。

医師たちから、感染の脅威にさらされ「神経がすり減る」など、過酷な医療現場の様子を聞いた部員たちは、「医療従事者でも、怖いものは怖いと。そこに衝撃を受けた」と真剣な表情。そこでコロナ禍の最前線で日々闘う医療従事者に、高校生の自分たちに出来ることはないか、と考え、今回の取材のお礼の気持ちも込め、応援メッセージを送ることに決めた。

滋賀県 彦根東高校 新聞部のみなさん2

部員たちは、生徒に声をかけて回り、30を超える部活から医師たちへのメッセージを集めた。

9月、部員たちは再び病院を訪れ、「彦根東高校の応援の声を集めました。ぜひご覧ください」と、生徒たちの感謝や応援の気持ちが詰まったアルバムを、医師たちに手渡した。

アルバムを見た医師は「励ましの言葉をいただき、本当にありがたい。モチベーションを高めるものになると思う」と感謝していた。

部員たちは「コロナが過去の出来事になる日が来るかも知れない。新聞を通じて、未来に残す役割を果たしていきたい」と話していた。
(2020年12月掲載)

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株式会社JSコーポレーション 代表取締役社長 米田英一