島根県 石見智翠館高校 | 甲子園8強の原点 宿舎、球場周辺を清掃 住民から称賛の声 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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甲子園8強の原点 宿舎、球場周辺を清掃 住民から称賛の声

島根県 石見智翠館高校 野球部員のみなさん

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110余年の歴史を有する石見智翠館高校は、「心」を育てる人間教育を伝統としてきた。生徒もその教えを形にすべく、2020年7月の西日本豪雨被災地でのボランティア活動をはじめ、地域に役立とうと様々な活動を行っている。

野球部も、約20年前から毎日午前6時から学校周辺を、さらに週2回、JR江津駅のホームや待合室、駅周辺を清掃するボランティア活動を続けている。

今年の夏の全国高校野球大会に出場した際も、毎朝30人の全部員が「掃除など、毎日していることを変えてしまったら島根大会と同じようなプレーができなくなる」と、大阪市中央区の宿舎入りした8月8日の翌朝から、準々決勝で敗れた翌27日の朝までの約20日間、滞在した宿舎周辺で落ちているタバコの吸殻や空き缶などを拾い集めた。試合の日は、ベンチ外の部員が試合が始まるまでの待ち時間に、甲子園球場周辺の清掃を実施した。活動中、周辺住民などから「ありがとう」「頑張って」と感謝や励ましの声を掛けられた他、「宿舎近隣住民」と名乗る人から「夢と希望をありがとう」と記された書が宿舎に届けられた。

島根県 石見智翠館高校 野球部員のみなさん2

また、今回の甲子園出場に際しては、JR西日本米子支社浜田鉄道部から、江津駅清掃活動の感謝の意味を込めた硬球2ダースを贈られている。「いつもしていること」という部員たちは「自分たちの活動を喜んでもらえて嬉しい」「地元や宿舎周辺のみなさんの励ましが、野球部18年ぶりのベスト8につながった」と笑顔で話していた。
(2021年10月掲載)

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