兵庫県 豊岡総合高校 | 東北に届けるお米 11回目の今年も苗の手植えから心込め育成 | 善きことをした高校生達 - 日本の学校

善きことをした高校生達

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東北に届けるお米 11回目の今年も苗の手植えから心込め育成

兵庫県 豊岡総合高校 インターアクトクラブのみなさん

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兵庫県立豊岡総合高校のインターアクトクラブは、豊岡市内各所での清掃活動や花のプランターの寄贈、海岸漂着物の回収や湿地の除草、使用済み切手の収集など、様々な社会貢献活動に取り組んでいる。

2011年からは宮城や熊本、岡山、丹波などの被災地を訪問し、ボランティア活動や復興、支援、交流活動を進めている。その中で、2012年から開始したのが、地域の諸団体と連携し、アイガモ農法による無農薬で育てたお米(インターアクト米)を、東日本大震災や熊本地震の被災地などに贈る活動をしている。

11回目となる今年は5月22日に田植えを実施。同校部員の他、豊岡ロータリークラブ、豊岡ローターアクトクラブ、芦屋学園高校インターアクトクラブの生徒ら約50人が素足で田んぼに入り、苗約8千本を手で植えた。6月はアイガモの放鳥と生物観察、7月には生物調査や環境整備、9月に手鎌での稲刈りと天日干しを行う。収穫したお米は、宮城県気仙沼市の高校や熊本の福祉団体、地域の特別支援学校、福祉施設、子ども食堂などに寄贈する他、11月の収穫祭などで使われる。

兵庫県 豊岡総合高校 インターアクトクラブのみなさん2 兵庫県 豊岡総合高校 インターアクトクラブのみなさん3

部員らが育てたお米は、栄養価も高く、味も良いと評判で、部員たちは「今年も美味しいお米を贈りたい」と意気込む。

また、同校インターアクトクラブは、今年度から休耕畑を有効活用した「もいもいプロジェクト」をスタートさせた。さつまいもを苗から栽培し、秋頃に収穫してお米と同様に、宮城や熊本の被災地、子ども食堂や特別支援学校などへ寄付することにしている。

部員たちは、今後も被災地や地域に役立つ活動を企画・実践していきたいと話している。
(2022年6月掲載)

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